師もダービーを意識する器・ダノンオリエント…つばき賞

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「まだ、ダービーを意識させるのが、この一頭」と橋口師も思いを寄せるのがダノンオリエント(牡3、栗東・橋口厩舎)。11日(土)の京都9R つばき賞に出走する。

体を絞るのに時間を要し、初勝利までに4戦を要したが、デビュー戦では560キロを計時した程の超大型馬。能力を開花させるまでに時間が掛かったのは致し方ない。
しかし、その未勝利勝ち時のレースは超スローペースもベールドインパクト(先週のきさらぎ賞で3着)を完封。姉にブラックエンブレムがいる筋の入った血統背景の持ち主で、ポテンシャルはここいらで止まる器のものではない。

「暮れのラジオNIKKEI杯は心房細動、若駒Sはフレグモーネで出られなかったけれど、全く異常はないよ」。アクシデントもどこへやら、師は状態に太鼓判を押している。

また、勝ちあぐねる競馬が続いている日曜10R 飛鳥Sに出走するリフトザウイングス(牡4、栗東・橋口厩舎)については「この前は後手を踏んで、行こうと思ったら挟まれて…、不本意なレースでした」と巻き返しに意欲。他にも有力馬が出走をスタンバイしており、今週も橋口厩舎から目が離せない。