ダイワメジャー産駒・ゴールデンナンバーが差し切り勝ち…東京新馬

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12年2月12日(日)、1回東京6日目5Rでサラ系3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、大庭 和弥騎手騎乗の4番人気・ゴールデンナンバーが優勝。決してゲートは速くなかったが、馬群の中団に取りつくと、直線は先を行く馬の間隙を縫うように差し切り勝ち。勝ちタイムは1:36.6(良)。

2着にはクビ差で8番人気・リムピッドメロディ(牝3、美浦・伊藤正厩舎)、3着には7番人気・マイネルヴェリタス(牡3、美浦・斎藤厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたブライトシャドウは6着に敗れた。

勝ったゴールデンナンバーは祖母に英1000ギニー馬のCape Verdiがいる血統。 馬主の池谷 誠一氏は、一昨年の北海道オータムセールに於いて、同馬を1,690.5万円で購入していた。 生産者は日高のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「黄金数。黄金比(最も美しい比)と同義」。

1着 ゴールデンナンバー(大竹正博調教師)
「気性が若く、テンションの高さに課題を感じていた馬。ゲートが開くまで気が気でなかったですし、勝ち負けよりも先につながる競馬ができることを願っていました。流れが速く、気分良く追走でき、最後にいい脚を使ってくれましたね。本当はここで除外の権利を取り、来週くらいの出走を考えていたくらいですし、しっかりトレーニングを積んでいたわけではありません。まだ緩い状況ですよ。距離はもっとあったほうがいいでしょう。次走に関しては、きちんと気持ちを静めさせてから考えたい。メンタル面に配慮しながら、大切に育てていきたいですよ」

2着 リムピッドメロディ(嶋田騎手)
「いい馬です。周りを気にして走っていましたが、馬体を併せるといい脚を使いますね」

(伊藤正徳調教師)
「ひ弱なタイプ。寝違えなどもあり、半年間も手元に置いてしっかりするのを待っていた。セーブ気味の攻めでこの内容。上積みも大きいよ」

3着 マイネルヴェリタス(柴田大騎手)
「引っ張って行きたがりましたし、直線はもたれてしまって。それでも、差し返すシーンがありました。力がありますよ」

4着 シベリアンスパーブ(T・クウィリー騎手)
「物見が激しかった。次は、ゲートも反応も良くなるよ」

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ゴールデンナンバー
(牝3、美浦・大竹厩舎)
父:ダイワメジャー
母:アークティックシルク
母父:Selkirk

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