【ダイヤモンドS】15番人気ケイアイドウソジンが逃げ切り勝ち

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12年2月18日(土)、1回東京7日目11Rで第62回ダイヤモンドS(GⅢ)(芝3400m)が行なわれ、吉田 豊騎手騎乗の15番人気・ケイアイドウソジンが優勝。勝ちタイムは3.36.8(良)。

2着には1/2馬身差で1番人気・ギュスターヴクライ(牡4、栗東・荒川厩舎)、3着には2番人気・スマートロビン(牡4、栗東・松田国厩舎)が続いて入線した。なお、大差ついてシンガリ入線のアブソリュートは競走中に鼻出血を発症している事が判明した。

勝ったケイアイドウソジンは近5走が二桁着順と凡走続き。単勝オッズは190.0倍の低評価だったが、距離延長のココでガラリ一変。人気の4歳馬2頭の追撃を抑えて重賞初制覇を達成した。馬主は株式会社 啓愛義肢材料販売所、生産者は新冠の村田牧場。馬名の意味由来は「冠名+道祖神」。

1着 ケイアイドウソジン(吉田豊騎手)
「先生からは『どう乗っても構わない』と言ってもらっていましたし、他に行く馬がいれば2、3番手でもいいと思っていましたが、上手く逃げられました。道中も良い感じで行けましたし、3、4コーナーの辺りで来られたときもひと伸びしたので、まだ余力があると思いました。府中で直線が長いので何とか頑張ってくれと思っていましたが、馬がよく応えてくれました。初めてこれだけ長い距離を走りましたが、こなしてくれましたし、これからも楽しみです」

2着 ギュスターヴクライ(蛯名騎手)
「使って中一週で気が入っていましたし、3400の外枠スタートですから出していけませんでした。内枠スタートならもう少し良い位置を取れたと思いますが、それでも最後はよく来ていますよ。馬は良くなってきていますし、先が楽しみです」

3着 スマートロビン(安藤勝騎手)
「ゲートは上手くはありませんが、まともに出ます。4コーナーでガンと来たときにそのまま行った方が良かったかもしれませんね。まだ3ハロン残っていたし、前をそれほど警戒していなかったので行きませんでしたが、大型馬で不器用なところがあって、もう一度加速するのが大変なので、行く気が出たときに行けば良かったかもしれません」

4着 ヤングアットハート(後藤騎手)
「思ったよりも位置取りが後ろになったので、腹をくくって無駄に動かないように乗りました。最後はよく伸びていますよ。馬の状態は良いですし、この感じが続いてくれればいいですね」

6着 ビートブラック(岩田騎手)
「良い感じで走れましたが、結果的にはもう少し前に行った方が良かったかもしれません」

8着 トパンガ(C.デムーロ騎手)
「道中は手応え良く追走出来ましたが、最後の直線ではモタれてしまいました。距離が長かったかもしれません」

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ケイアイドウソジン
(牡6、美浦・田村厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ブリーダーズフライト
母父:Cutlass
通算成績:28戦8勝


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