【オーシャンS】ダッシャーゴーゴー「連覇を狙いたい」

トピックス

昨年のオーシャンSの勝ち馬・ダッシャーゴーゴー

29日(水)、栗東トレセンで行われたダッシャーゴーゴー(牡5、栗東・安田厩舎)を管理する安田隆行調教師のオーシャンS(G3)共同会見は以下の通り。

-:先生おはようございます。前走のJBCスプリントは、デビュー戦以来のダートでしたが、非常にいいレースをしましたね。惜しいレースでしたが、振り返ってどのような印象をお持ちですか。

安:馬もちょっと戸惑った面もあったようですが、結果は3着ですからね。十分対応できたと思います。

-:それから3ヶ月空きましたけれど、その間の調整はどのような感じでしょうか。

安:昨年同様の調整です。3月から始動というのは予定どおりで、調教面での狂いはないと思っています。

-:今日の最終的な追い切りですが、先生からはどのような指示を出したのでしょうか。

安:終いをそこそこ伸ばすようにと。ちょっと馬場状態が悪いというか泥んこ馬場で、どんな時計が出るか検討つかなかったのですが、坂路で56秒3-13秒4と(馬場状態を思えば)まずまずの時計だったと思っています。

-:なかなか時計面での比較は難しいかと思いますが、動きそのものの評価はいかがでしょうか。

安:綺麗でダイナミックなフォームで走る馬でして、見る側としては今回もよく映りました。

-:最近は勝ち味に嫌われている面もあるダッシャーゴーゴーなのですが、勝っている当時とどこか歯車が狂っている部分というのはあるのでしょうか。

安:安定した体調で挑んでいるつもりですが、展開のアヤや相手関係もありますからね。そういった面で、勝つチャンスを逃しているのかもしれません。

-:それでも、内容を見ていますといつも地力は感じさせてくれます。

安:G3、G2を勝ってG1でもいい競馬をしている馬ですからね。今回もその実力を思えば、いい競馬はしてくれると思います。

-:大一番(高松宮記念)に向けてのステップとなるわけですが、中山1200はトリッキーなコースになります。実績もありますが、改めていかがですか。

安:昨年も勝っているレースなので、それにあやかって連覇を狙いたいと思っています。次のG1に向けて勢いがつけられるといいですね。

-:オーシャンS連覇に向けて、ダッシャーゴーゴーの抱負をお願いします。

安:今年もチャンスは大きいと思います。僕自身もダッシャーゴーゴーに託すというか期待して競馬を見ますので、ファンの皆さんも応援よろしくお願いします。