阪神JFの勝ち馬・レーヴディソールが引退

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2010年の阪神ジュベナイルFの勝ち馬・レーヴディソールは、29日をもって、競走馬登録を抹消し、引退することが発表された。

レーヴディソール年明けの京都金杯を出走を予定していたが、右前脚の膝部分に剥離骨折をしていることが判明。
手術を施し、成功に至ったものの、剥離した骨片が大きく、復帰までに時間がかかること、復帰を果たしたとしても脚元に不安を抱えたまま全能力を発揮できるか疑問が残ることから、引退・繁殖入りさせることとなった。

同馬はデビューから4連勝で阪神ジュベナイルF、チューリップ賞などを制覇。桜花賞を目指す調教過程で右前脚のトウ骨遠位端部分の骨折を発症。
昨秋に復帰を果たすも、エリザベス女王杯で11着。愛知杯で4着に終わっていた。今後は繁殖牝馬として、第二の競走人生を歩むこととなる。

なお、レーヴディソールの姉・レーヴダムール(阪神JF2着)は骨盤骨折による内出血で死去。兄・アプレザンレーヴ(青葉賞勝ち)は屈腱炎で引退と、故障にみまわれている。