【弥生賞】ジョングルール「悔いのないように仕上げて…」

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29日、日曜中山11レース・弥生賞(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、3歳500万下(東京・芝2400m)1着のジョングルール(牡3、美浦・尾形厩舎)は、助手を背にWコースで追われ、5F69.8-54.5-39.7-13.6をマークした。

追い切りに関して、尾形充弘調教師
「先週しっかりやっていますし、今日は時計は気にしませんが終い1ハロンはキッチリまとめるようにしました。併せ馬が近く、かかった点が課題ですが、追い切りは落ち着いています」とコメント。

「前走は、東京で長い距離を使いたいと思ったので2400を使いました。スローペースのなか後ろからでしたが、折り合いがついて良い瞬発力を見せてくれました。最後11秒台でまとめられたのは評価出来ると思います。2400を使った後なので、中間は強い調教はしませんでしたけど、運動量は落とさずに調整してきました。稽古の段階から体のこなしが良い馬だったので、デビュー前から期待していました。2戦目で出遅れて後ろからの競馬になったときは、5着もないかと思って見ていましたが、馬群を割ってヒルむことなく伸びてきたので、それで手応えを掴みました。
お父さんのディープインパクトは小柄な馬でしたけど、この馬はちょっとコロンとした体型をしています。私は、サラブレッドにとって容量の大きさは大事だと考えているので、胸が非常に深いところは、この馬のセールスポイントだと思っています。性格も良く、人の言うことを聞くし、無駄な力を出さない優等生タイプの馬です。
今回のレースもスタートをしてみなければ分かりませんが、出来れば中団から前の馬を見る位置で競馬をして欲しいと指示する予定です。キャリアの浅い馬同士が多頭数で走るなか、2戦目でモマれる競馬を経験しているのはプラスだと思いますし、クラシック出走のチャンスは馬、騎手、私にとってもそれほど多いものではないと思うので、悔いのないように仕上げてジョッキーに渡したいと思います」と皐月賞出走権利獲得を狙う。

前走圧勝のジョングルール