【弥生賞】アーデント「素質はかなりのもの」

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29日、日曜中山11レース・弥生賞(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京成杯4着のアーデント(牡3、美浦・加藤征厩舎)は、助手を背にWコースで追われ、6F83.1-68.3-53.1-38.7-12.4をマークした。

追い切りに関して、加藤征弘調教師
「先週併せ馬でキチッとやっているので、今日は単走で終いの反応を確かめる内容でした。馬場が緩いのは得意でないので、外に逃げ気味になっていましたが、悪くない動きでした」とコメント。

「前走は、外枠でスタートを切ってから少し物見をしていたことに助けられた部分はありましたが、こちらが思っていた以上に上手に走ってくれたと思います。レース後は放牧に出さず、厩舎で調整をしてきました。最初の2週間で疲れを抜いて、その後はキッチリと乗り込んできました。ハミ受けでちょっとさらう部分があるので、感触を確かめてもらうために、先週は藤田騎手に追い切りで乗ってもらいましたけど、かなり良い動きでした。藤田騎手とはコミュニケーションがしっかり取れている間柄ですし、今回も問題はありません。
レースでスタートを切ると気性的に燃えやすいところがありますけど、レースを使いながら落ち着きが出てきました。厩舎ではおっとりしていて扱いやすい馬ですよ。体重は大きな変わりはありませんが、筋肉のつき方や張りが変わるので締まって見えると思います。今回のポイントは、馬込みで折り合うことが出来るかどうかですね。中距離のペースに慣れてきていると思いますし、素質はかなりのものだと思っているので楽しみにしています」と意気込みを語る。

前走は伸びあぐねて4着だったアーデント