【弥生賞】重賞でも楽しみ!ブリスアウト

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日曜中山11レース・弥生賞(G2)に出走するブリスアウト(牡3、美浦・古賀慎厩舎)について、古賀慎明調教師に話を聞いた。

2月4日(土)、東京・芝1800mのデビュー戦では、好スタートからそのまま先頭に立ち、逃げ切り勝ちをおさめた。
「スムーズに先手を取って、最後も突き放す強い内容だったと思います」とレースを振り返る。

「レース後テンションが上がることを心配していましたけど、そういう面は見られませんでした。中間も予定通りにきています」と語るように、調整も順調に進んでいる。

2月29日(水)の最終追い切りでは、北村宏司騎手を背に南ウッドチップコースで併せ馬を消化。

「素直で鞍上の指示に従う馬なので、デビュー戦の前から調教はやりやすかったです。最終追い切りも、馬の後ろでしっかり我慢が出来ていましたし、反応も良かったですね」と動きを評価する。

「世代の中では遅い入厩になりましたが、牧場で大事に育てられてきて、厩舎に来てからもトラブルなく調整を進められました。今回の舞台は中山の芝2000になりますが、レース後の雰囲気や調教の走りから、コース替わりは問題ないと思います。
初戦は逃げ切りましたけど、調教でいろいろな走りが出来るので、厩舎としては逃げ一辺倒の馬だとは思っていませんよ。まだ1回しかレースに使っていませんが、デビュー戦前の水曜追い切りを見てポテンシャルの高さを感じていましたし、重賞挑戦でも楽しみです」と期待を寄せる。

関東から新たなクラシック候補が誕生するか、ブリスアウトの走りに注目だ。