【フィリーズR】イチオク栗東入りで順調さアピール

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3月7日(水)、11(日)日に行われるフィリーズレビュー(G2)に出走予定のイチオクノホシ(牝3、栗東・矢野英厩舎)を管理する佐藤年毅調教助手の調教後コメントは以下の通り。

-:それでは、イチオクノホシについて佐藤年毅調教助手にお話をうかがいます。まず前哨戦であるクイーンCの2着を振り返っていただけますか?

佐藤年毅調教助手そうですね、レースはスローな流れだったのですが、しっかり末脚を伸ばして2着と頑張ってくれました。最低でも賞金を加算できて良かったと思います。

-:これまでのように後方から追い込む競馬とは少し違っていたように感じたのですが?

佐:中団好位6番手からの競馬でした。蛯名騎手もいろいろと試しながら騎乗されているみたいで、あのような競馬が出来たことはプラスだと思います。

-:その後ですが、栗東にはいつごろ来られたのですか?

佐:2週前の金曜日に入厩しまして、調整を始めております。

-:栗東に入ってからの雰囲気はいかがですか?

佐:昨年の暮れに一度来ているせいか、こちらの静かな環境にも慣れているみたいです。馬もおとなしくて順調にきていますよ。

-:栗東に来ると水が合うということなのでしょうか?

佐:水が合うというか、わずかな物音に敏感なところがあるので、そういう意味でこういう静かなところがいいんでしょうね。

-:栗東に入ってからの調整はいかがですか?

佐:入厩したときは軽めのキャンターで調整しまして、次の週は坂路で追い切りをかけました。もう大分、負荷はかかっているので、今週はポリトラックで半マイルだけやりました。ええ、もう体はキッチリ出来ています。

-:坂路の時計は今時計が掛かっていますよね?この馬にとっては大丈夫でしたか?

佐:今までにない遅い時計でしたが、その後の経過も特に問題もなく過ごせていますので大丈夫です。

-:今日ポリトラックではどのような形で追い切られたのですか?

佐:僚馬を先頭に置きまして、後ろから追いかけて半マイルという指示を出しました。前の馬を捕まえるような形で反応を見ながらの調整でした。

-:その反応というのはいかがでした?

佐:そうですね、ゴーサインを出した時にはスッとハミを取って、いい伸びをしてくれたので反応は上々だと思いますよ。

-:前走と比較して現状いかがでしょう?

佐:1回使ったことで馬自身も良くなっています。ただ一週間ぐらい過ぎた後、去年もそうだったのですが、一回カイ食いが落ちました。そこからまた上がっている最中なので、レースまでにはキッチリ出来ていると思います。

-:馬体重的にはどうでしょう。

佐:同じか、もしくは若干減るかもしれませんけれど、心配するほどの体重ではないと思います。

-:距離的にはマイルと1400mはどちらが合うのですか?

佐:メンバーとかもありますし、一概には言えないのですが……、勝っているという意味では1400mの方が現時点ではいいのかもしれません。

-:今回、桜花賞に向けてのステップということになりますが、どのようなことを期待されますか?

佐:今、関東馬が重賞を勝って勢いがありますので、ウチのもここは何とか頑張りたいです。

-:賞金的にも足りているところはあると思うのですが、関東の星として期待しています。

佐:ありがとうございます。他の関東馬にも負けないようにしっかり結果を出して、桜花賞で力を存分に発揮出来たらと思っています。

-:注目されている競馬ファンも大勢いらっしゃると思いますので、最後に意気込みをお願いします。

佐:桜花賞に向けていいレースをお見せしますので、応援のほど宜しくお願いいたします。