中山障害、注目の2頭

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日曜中山4レース・障害未勝利に出走するバックハウス(牡6、美浦・的場厩舎)について、五十嵐雄祐騎手に話を聞いた。

前走は2/12(日)東京4レース・障害未勝利に出走してドリームマイスター(牡7、美浦・畠山吉厩舎)から0.8秒差の3着だった。
「前走はメンバー的にもチャンスだと思って競馬をしました。グレイドケイがハナに行っていましたが、向こうは初障害だったので、飛び勝って3コーナーでハナに立ちました。そこからは自分のペースで進めたので、最後の直線で差し返されたときは『あれ?』と思いましたけど、先週勝ったようにグレイドケイも力がありましたからね。負けはしましたけど、悪くない競馬だったと思います」とレースを振り返る。

2戦連続で3着。初勝利はもう目前だ。
「中間の状態も変わりなく順調です。この天気なので馬場が悪くなりそうですが、気持ちがグッと入ってグイグイ行くタイプなので、道悪も対応してくれると思います。他の馬が道悪で脚抜きに苦労するようなら、更に良いですね。人気になると思いますが、当たり前に競馬が出来れば、もう順番は回ってくると思います」と期待を寄せる。

そしてもう1頭、障害初戦を迎えるバイナリースター(牝5、美浦・大久保洋厩舎)にも注目したい。
「期待している馬です。練習で飛ばしましたけど、飛越の感じもいいですよ。息も心配ないと思います。普段の稽古通りの走りが出来れば、初戦からでもチャンスはありそうです」と手綱を取る山本康志騎手も好感触。
いきなり勝ち負けに加わる力はありそうだ。