【桜花賞】アイムユアーズ手塚師「関東馬が頑張れば…」

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アイムユアーズ

4日(水)、栗東トレセンで行われたアイムユアーズ(牝3、美浦・手塚厩舎)を管理する手塚貴久調教師桜花賞(G1)共同会見は以下の通り。

-:それでは、アイムユアーズを管理する手塚調教師にお話を伺います。おはようございます。いよいよ桜花賞を前にして、まず今のお気持ちはいかがですか?

手塚貴久調教師:おはようございます。馬も順調に来ているので、あとは早くレースを迎えたいなっていう気持ちです。

-:最終追い切りの指示、それから感触。どのようにご覧になられましたか。

手:えーと、昨日の天気が非常に悪く馬場が非常に悪いと聞きましたので、スタッフにはオーバーワークにならないように、やり過ぎないようにと指示をしたので、時計的には57.6~7でまぁまぁかなと思っています。

-:手塚調教師のジャッジとしては何点くらいあげられますか?

手:合格点でしょうね。点数は付けられないんですけど、思惑通りの調教だったと思います。

-:それにしても安定した成績を残していますよね。

手:そうですね。コチラの想像以上に精神面が強いのかなという気がします。それが安定した成績に繋がっているんだと思っています。

-:アイムユアーズの最大のセールスポイントはどの辺りにあるんですか?

手:今まで崩れていないので、そういったどんな展開にも対応できる精神的な強さが売りじゃないかなと思っています。

-:前走のトライアル・フィリーズレビューを少し振り返っていただきたいのですが、どうご覧になりましたか?

手:前走は休み明けだったんですけど、キチッと勝ちに行きたいレースだったものですからジョッキーには自ら勝ちに行くレースをしてくれと頼んだんです。その通りの内容というか、キツい展開ではあったんですけど、正攻法で押し切ったという内容については文句ないと思います。

-:レース後にピンナ騎手が非常に賢い馬だと褒めていましたが。

手:まぁ…そうですね(笑)。性格、中身についてはちょっと分からないですけれども(笑)。折り合いもすぐ付くし、抑えて行こうと思えば行ける馬だし、前に行こうと思えば行ける馬だし、シッカリ最後も脚を使って、自分からバテちゃうという面がないので、そういったところで賢いという表現だったのかなと思いますけど。

-:今回は、経験があるとはいえフィリーズレビューから距離が200m延びますが。

手:阪神JFで2着に負けているんですけど、距離も経験していますし、コースも経験しているわけですから、不安はないですよ。

-:今お話していました、阪神JFのリベンジという一戦でもありますよね。

手:そうですね。いずれにせよ、阪神JFは正直、完敗という形だったんですけどね。少しでもその差を詰めるべく努力してきたので、あわよくば逆転ということを狙ってキッチリ仕上げてきたつもりなので、頑張りたいです。

-:前走後の体重の変化などはいかがでしょうか?

手:それは注意しながら調整はしたんですけど、正直あまり変わっていません。毎週計っているのですが、前走と同じくらいの体重で出走できると思います。

-:それでは、改めましてこの桜花賞、アイムユアーズで臨む今の心境をファンの皆様にひと言お願いします。

手:今年は栗東に滞在している関東馬も多くて、実際に桜花賞に出走する関東馬もたくさんいるので、チーム関東じゃないですけども少しでも関東馬が頑張れれば、これからの競馬も盛り上がっていくんじゃないかと思っていますので、その一役を買えれば、担えれば良いなと思っています。

-:期待しております。

手:頑張ります。