1400mから仕切り直し!エネアド

トピックス

日曜東京6レース・3歳500万下に出走を予定しているエネアド(牡3、美浦・戸田厩舎)について、戸田博文調教師に話を聞いた。

昨年8月に新潟でデビュー勝ちをおさめて以降、東スポ2歳S(5着)、ラジオNIKKEI杯2歳S(12着)、共同通信杯(6着)など中距離を中心に使われてきたが、上位争いに加わるものの、勝ち切ることが出来なかった。

「まだ自分の競馬の形が出来ていないこともあって、馬が気分良く走り切っていない感じですね。走り切っていないぶん、レース後の疲労もそれほどありませんでした。子供っぽさも残っていて、調教のときも一旦暴れ出すとしつこくやり続けていましたよ」とここまでの過程を振り返る。

その子供っぽさの解消が今後の課題になっていくが
「今回は少しレース間隔が開いたので、基礎からやり直せましたし、調教で馬場入りするときに人をつけたり、いろいろ工夫をしたことによって、いくらか子供っぽさが抜けてきましたし、ずいぶんと常識にかかるようになってきました」と戸田調教師が語るように、中間の調整で進境が見られたようだ。

「具合は変わらず良いですし、1400メートルから仕切り直しですね。能力的に上のクラスで活躍してもらわないといけない馬ですから、先に繋がるレースをしてほしいと思っています」と変わり身に期待を寄せる。