【京王杯SC】サダムパテックが3年連続重賞制覇

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12年5月12日(土)、2回東京7日目11Rで第57回京王杯スプリングC(GⅡ)(芝1400m)が行なわれ、C.ウィリアムズ騎手騎乗の4番人気・サダムパテックが優勝。勝ちタイムは1.20.1(良)。

2着には3/4馬身差で11番人気・レオプライム(牡5、栗東・友道厩舎)、3着には13番人気・インプレスウィナー(牡5、美浦・宗像厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたサンカルロは10着に敗れている。

勝ったサダムパテックは、昨年の弥生賞以来の勝ち星。ココまで善戦止まりの競馬が続いていたが、初めての1400m戦のココでガラリ一変。これが3年連続での重賞勝利となった。馬主は大西 定氏、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「冠名+スイス時計名より」。

1着 サダムパテック(ウィリアムズ騎手)
「過去のレースを見て、強い馬だということは分かっていました。近走成績がもうひとつでしたけど、本当は強いんじゃないかと信じて乗りました。この結果はもちろん、調教師や厩舎スタッフをはじめとする関係者の努力によるものだと思いますが、休養をさせたことも良かったと思います。距離が合っていたのも良かったですね。更に上のレベルでも、可能性は十分ありますよ」

2着 レオプライム(三浦騎手)
「返し馬のときから良いと思いました。狭いところでもハミを取って、馬群を割って伸びてくれました。位置取りは関係なく馬のリズムで運べれば、終いもしっかり伸びてくれると思います。すごく走る馬ですよ」

3着 インプレスウィナー(田中勝騎手)
「良い感じで運べたし、最後もうひと伸び出来れば…。残念ですね。でもよく走っていますよ」

4着 ストロングリターン(福永騎手)
「もう少し前で競馬をしたかったんですけど、ゲートの出がもうひとつでした。今回は休み明けですし、次はもっと良くなると思います。右にモタれていたところもありましたが、次は修正していきたいと思います」

5着 ヤマカツハクリュウ(川須騎手)
「叩き2戦目で良くなっていました。直線で少し窮屈になってしまいました」

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サダムパテック
(牡4、栗東・西園厩舎)
父:フジキセキ
母:サマーナイトシティ
母父:エリシオ
通算成績:13戦4勝
その他の重賞勝利:
11年報知杯弥生賞(G2)
10年東京スポーツ杯2歳S(G3)



ゴール写真撮影:武田明彦

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