【ヴィクトリアM】オールザットジャズ「流れの質が違った」

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近走の充実振りが評価されて、2番人気に支持されたオールザットジャズは終始、後方2~3番手の外々を回る苦しい競馬。イン有利の時計が出易い馬場も堪えたが、見せ場なく16着に惨敗した。

「ある程度は前で運びたかったが、長い距離を使ってきただけに、マイルでは出脚がひと息。千八の内枠と、千六の外枠では流れの質が違うからね。テンに急がせてもよくないし、一歩目で遅れて、押そうと思ったら耳を絞ってしまった。
道中もマクって行こうかとも思ったが、勢いが付いたら、もう隊列が決まっていた。内にいた馬が外に張ってきて、外々を回り、脚をためることができず、懸念していた結果になってしまいました。内枠だったら脚を溜められていただろうし、厳しい流れの中でも伸びようとする意思はみせてくれたんですけれどね」と藤岡佑介騎手。これまでのオールマイティさが影を潜める結果に鞍上も唇を噛んだ。

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