【安田記念】アパパネ「叩き3戦目の今回で…」

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30日、日曜東京11レース・安田記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ヴィクトリアマイル5着のアパパネ(牝5、美浦・国枝厩舎)は、蛯名正義騎手を背に坂路コースで追われ、4F50.5-37.6-24.8-12.2をマークした。

追い切りに関して、蛯名正義騎手
「いつも通りの内容で、時計も予定通りでした。順調にきています」とコメント。

「前走は外から押し込められるキツい形になりましたが、勝ち馬よりも良い手応えで直線を向かえました。前半キツい形になったことと道中で少しハミを噛んでしまったことが影響したのか、最後の伸びはもうひとつでしたが、内容は悪くなかったと思います。
最近は成績を残せていませんが、年齢や、終わったということではなく、激走が続いていたので目に見えない疲れがあったのかもしれません。着差もそれほど離れていませんし、順調に調整をして本来の走りが出来ればやれると思っています。昨年のヴィクトリアマイルで年度代表馬を負かしているのが自信になっていますし、最近の結果が彼女の実力だとは思っていません。
これまでは叩き2戦目で変わり身を見せてくれていましたが、若い頃に比べると良化がスローになっているかもしれませんし、叩き3戦目の今回で走れてもおかしくないと思います」と見通しを語った。

また、同馬を管理する国枝栄調教師
「レースを使って大体出来ているので、今日は坂路で前に1頭おいて、それを目標に終い重点でやりました。元々調教で動きますが、終いもしっかりハミを取って動いていたので、体調も良いと思います。前回は展開が向きませんでしたが、終いまでしっかり走っていましたし、まだやれるんじゃないかと思っています。
枠順の希望は特にありませんが、外枠で好成績を出しているので、また外枠に入れればいいかな、と思います。春シーズン最後のレースになるので、頑張ってもらいたいです」と意気込みを語り、巻き返しを狙う。




報道陣に対応する国枝栄調教師