【安田記念】ペルーサ「マイルで良い方に出るのでは」

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30日、日曜東京11レース・安田記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、白富士ステークス2着のペルーサ(牡5、美浦・藤沢和厩舎)は、安藤勝己騎手を背に南・芝コースで追われ、6F64.7-50.4-37.1-11.6をマークした。

追い切りに関して、安藤勝己騎手
「芝のクッションがきいて、良い馬場状態でした。内から外に出して、終い1ハロン追いました。ズルさが出てきていますが、気合いを入れるとその気になって走ります」とコメント。

「先週はまだ重々しい感じでしたが、今週は素軽さが出てきました。でも、以前に調教で乗っていたときよりも、ズルさが出ていますね。頭の良い馬なので、楽をすることを覚えていますが、それが反対にマイルで良い方に出るのでは、と思っていますし、東京のマイルならそれほど忙しい感じもしないので、何とかなるんじゃないかと思います。
以前はゲートが下手でしたが、今はゲートの心配はありません。ゲート難があってから、全能力を出していないので、今回は力を出して欲しいですね。力を出してくれれば、ここでもやれるだけの能力は間違いなくあります」と語るように、未知の魅力に期待がかかる。

また、同馬を管理する藤沢和雄調教師
「有馬を取り消して、次のオープン特別の内容がもうひとつだったので、間を開けて調整していました。暖かくなっているので、前走よりも体は少し軽くなっていると思います。ノンビリ屋さんなので、どの距離でもノンビリしたスタートですけど、今回は東京の1600でゆっくりしていたのでは間に合いませんし、騎手も容赦をしないでしょうから、前半から気合いを入れて行ってくれると思います。
目標の秋の天皇賞に出走させるために、レーティングの評価だけでなく、きちんと賞金を加算しておきたいですね。また、ただ賞金を加算するというだけでなく、ここで強い競馬をして、秋の本番に向かいたいですね」とコメント。

G1制覇に意欲を見せる。