【さきたま杯】セイクリムズンが8馬身差圧勝!

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5月30日(水)、浦和競馬場で行われた交流Jpn2・第16回 さきたま杯(4歳上、別定、1着賞金:3100万円)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・セイクリムズンがハナを主張すると、直線は後続との差を広げる一方の8馬身半差圧勝。勝ちタイムは1.25.8(良)。

2着には昨年の覇者ナイキマドリード(牡6、船橋・川島正厩舎)、3着にはトウショウカズン(牡5、栗東・領家厩舎)。今年に入ってから本調子を欠いている3番人気スーニは5着に敗れている。

勝ったセイクリムズンは、今年3月の黒船賞で久しぶりの勝ち星をマークすると、そこから東京スプリント、かきつばた記念、そして今回のさきたま杯と4連勝。重賞タイトルはこれが7つ目となった。馬主は金田成基氏、生産者は様似の清水スタッド。馬名の意味由来は「冠名+深紅色」。

1着 セイクリムズン(岩田騎手)
「(騎乗停止の間)ディープブリランテと同じく3週間攻め馬をつけさせてもらいました(笑)。馬の状態も今までにないほど良かったです。スタートも速くて、自然とハナになてました。これで春は休養ですが、秋に向けてしっかり休んで、JBCに向かいたいですね」

(服部調教師)
「マイル以上の距離も使えるよう、幅を広げる意味でトレーニングをしているのが、効果となっていますね。それが調教でも出てくるようになりました。これで夏休みに入って、秋は東京盃から始動したいと思います」

2着 ナイキマドリード(騎手)
「返し馬でもあんまり進んで行こうとしなくて、状態面が上がっていない中ですからね。ちょっと自信はありませんでしたが、砂を被ってもよく頑張ってくれました」

3着 トウショウカズン(内田博騎手)
「一歩目で躓いたことでスピードに乗れなかったのが痛いですね。それでも最後はジワジワきていますが」

9着 スターボード(戸崎騎手)
「今日の走りだけでは浦和の適性はわかりませんが、左回りも久々でしたからね。慣れていけば、もっとやれるとは思います」

セイクリムズン
(牡6、栗東・服部厩舎)
父:エイシンサンディ
母:スダリーフ
母父:サウスアトランテイツク
通算成績:36戦14勝


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