【安田記念】サイズ師「ウオッカがいないからチャンスだね」

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31日、安田記念(GI)に出走予定のグロリアスデイズの調教が行われた。

ラッキーナインおよびグロリアスデイズ(共に香港)の調教状況及び関係者のコメントを、お知らせいたします。

〔東京競馬場 天候:曇 馬場状態:ダート 良〕

調教状況(キンイウ ヤン調教助手 騎乗)
【調教時間】 7:37~8:00
【調教内容】 角馬場で10分程度速歩、ダートコースで速歩1/4周、
キャンター1/2周、直線馬なりで追う、キャンター3/4周
その後、装鞍所、パドックをスクーリング
(参考タイム:3F 42.1-13.9)

調教後に行われたジョン サイズ(John Size)調教師の共同会見でのコメントは以下の通り。

「この馬はテンからスピードに乗って行くよりは、中団で流れに乗るのがスタイルですが、前走はマズマズのスタートから中団で、気分良く動けて、直線になってから、この馬の持ち味である加速力を活かす競馬ができました。ただ、勝ち馬がそれより上手でしたね。

デビューは昨年の11月でしたか、いいスタートを切って、トントン拍子で馬も成長して、ここ3走はグレードクラスになっても、連対を外さない安定した力をみせてくれています。それでも、まだまだ成長する余地がある馬ですし、その内タイトルが獲れると期待しています。

(明日予定していた)今日の追い切りについては、明日の天気が悪いと聞いていたので、今日の方が馬場状態がいいかと思い、今日に切りかえました。本国でやっているルーティーンワーク。600mを軽く追うスタイルです。本国と変わらないような調整につとめました。ダートの馬場もシャティンと似た馬場で、日本の方が砂は深い印象はありましたが、いい動きで馬の状態には満足しています。

この馬は特に馬体重が安定していて、食欲もあって、リラックスできている感じです。気候も今の暑い香港よりは、日本の方が過ごしやすく、フレッシュな状態で挑めるのかと思います。

とにかく安定している馬なので、競馬場でみても、これといったサインはなく、どんな状況でもこれだけの結果を残してくれています。大勢のお客さんがいると、少しイレ込むところはありますが、レースに影響することなく、安定してくれています。

東京コースは私の目からみれば、トリッキーさもなく、広々としていますね。過去に私が管理した馬も、力を出し切れたと思いますし、グロリアスデイズも自分の力を発揮出来ると思います。左回りもデビュー戦で勝っているように問題ないと思います。

私に関しては東京コースは2頭しか使ったことがありませんが、確かに地元のシャティンは平坦ですが、これまでの経験からも坂があったから問題があったとは思いません。

勿論、ここに連れて来る馬なので、過去、ここに来た馬と能力に遜色はないと思いますが、なんといっても、この馬の持ち味は加速力です。

枠順やレース運びに関して、何番枠との数字よりも、ゲートから出た時に周りの馬との兼ね合いで左右されると思います。馬場自体は広くて動きやすいので、馬自体は中団で運ぶ馬ですし、道中、気分良くレースを進めて、直線に迎えればいい走りが出来ると思います。

この馬は良馬場が向いている馬で、あまり馬場が緩くなると、力を出せないと思いますので、当日はなるべく雨が降らないといいですね。

この馬はデビュー以来の成績をみても、非常に安定している事がおわかりできると思います。常にベストの走りをしてくれる馬ですので、当日も注目してほしいと思います。

今年の安田記念に関しては、今回はどの馬が勝ってもおかしくないとは聞いていますし、自分の馬も含めてチャンスはあると思うので、スムーズな競馬をしてほしいと思っているので、どの馬に注目しているというのはありません。

(自身が管理して安田記念で2着の)アルマダのレーティングとグロリアスデイズのレーティングはそう差はありませんが、あの時と違うことはウオッカがいないこと(笑)。ウオッカのいない今回はチャンスだと思います」




会見に応じたサイズ調教師