マイラーズCを連覇して挑んだシルポートは、スタートで後手を踏むと、ハナに立っても終始マークを受け、なし崩しに脚をつかわされる厳しい展開。最後は12着に沈んだ。
「逃げ馬の宿命だね。他馬が早めに追いかけてきて、渋太さを生かせなかった。状態は凄く良かったけれど、周りもシルポートの力はわかっているからね。今年はチャンスやと思ったんだけれど、それにしてもG1を勝つのは難しいね」とポツリ。最終レースでは13番人気のワイドバッハを5着に導いたが、レース後は悔し涙を浮かべた。

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