【宝塚記念】アーネストリー「去年の宝塚と同じような体型」

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20日(水)、栗東トレセンで行われたアーネストリー(牡7、栗東・佐々木晶厩舎)を管理する佐々木晶三調教師宝塚記念(G1)共同会見は以下の通り。

-:よろしくお願いします。まずは前走の鳴尾記念を振り返っていただけますか。

佐々木晶三調教師:行きたくないというのが前面に出て、後手後手になってちょっとチグハグになりましたね。

-:チグハグというのは?

佐:この馬の持ち味は先行して粘り込んで、後ろから差されたらしょうがないというレースですからね。新馬の時からそういうレースをしていますから、最後方からでは馬もリズムを崩してチグハグになっていました。

-:その前走後の中間過程を教えていただけますか。

佐:とりあえずG1ですから(1週前の)金曜にやれたら最高と思っていましたが、金曜にやれましたからね。凄くよかったです。

-:状態的にも?

佐:前走も良かったんですけれど、今回もいいですよ凄く。

-:具体的にどういったところが…。

佐:コズミもないですし、筋肉はムチムチになっていますからね。去年の宝塚と同じような体型をしていますね。

-:そして、今週は台風が過ぎた後の追い切りになりましたけれど、今回の指示や内容を教えていただけますか。

佐:時計はどうでもいいのですが、G1ですから最後はちょっと追っといてと言っていたのですが、それにしても真一文字に上がってきて、いい動きだったと思いますけど。

-:馬場がちょっと悪そうに見えたのですが、いかがだったでしょうか。

佐:昨日は台風でしたからね。たっぷり雨が降った後なので、良いわけはないですよね。

-:それに対してアーネストリーは大丈夫でしたか?

佐:それに負けないくらい良い動きをしていました。あんまり渋ると嫌気がさして時計が出ないのですが、最後は13秒をちゃんと切っていましたからね。良いと思いますよ。

-:レースなんですけれど、中2週で状態もいい、昨年も勝っているということで、2連覇というのは初になるそうですよ。

佐:全然気にもしなかったのですが、そうらしいですね。勝つというか、チャンスがあるのは僕だけなので頑張りたいと思いますけれど。

-:2連覇をファンの方も期待していると思います。一言、よろしくお願いします。

佐:ディフェンディングチャンピオンとして、意地とプライドを懸けて、逆襲に燃えてここまでやってきたのですが、今回は展開も行ってくれそうな馬がいるのでハイペースの流れにさえなれば湖の馬本来の力が出せると思います。

-:具体的なレース展開というのはありますか。

佐:新馬からそういう競馬ばかりしているので、好位から早め押し切りのパターンですけれどね。

-:それでは、最後に意気込みをよろしくお願いします。

佐:去年もレコードで勝ちましたが力は全く衰えてないと思います。去年の再現ができたらなと思っていますので応援してください。