【七夕賞】“夏馬”エクスペディション春の雪辱を

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8日(日)に行われる七夕賞(G3)に出走予定のエクスペディション(牡5、栗東・石坂厩舎)の、石坂正調教師の調教後コメントは以下の通り。

-:エクスペディションについてお話を伺います。休養前の小倉戦の内容から改めて振り返っていただきたいのですが。

石坂正調教師:そうですね。着順も悪かったし“このまま使い続けるわけにはいかない”と。そういう内容でしたね。

-:そこから、ここまで休養5ヶ月ですか。この間はどのように過ごされていたのでしょうか。

石:放牧先で馬体をチェックしたのですが“ちょっと爪に痛みがあったのではないか”と。そのせいでもうひとつ走らなかったのではないかと思っています。

-:その爪の状態というのは今はいかがですか。

石:いい状態になって帰ってきています。

-:馬自身もだいぶリフレッシュしてということですか?

石:もともと元気な馬ですが、変わらず元気という感じですね。

-:戻ってきてからここまで、調整はどのような過程できたのですか。

石:休ませることなく順調に調教してきました。

-:今朝の最終追い切りは坂路で行われましたけれど、どういったところに主眼を置かれたのですか。

石:先週も時計時には割と良かったのですが、反応はもうひとつというところがあったので、単走でもジョッキーを乗せてしっかりやりました。

-:雨が降った後の重い馬場で(4F)52秒9と。この時計についていかがですか。

石:終いちょっとかかりましたが、ちゃんとした動きだったと思います。

-:休み明けの一戦とはなりますけど、力が出せる状態と。

石:そうですね。期待馬ですし、春は駄目でしたけれど、あんなものではないと思っています。

-:今回の福島の2000mというコース形態、エクスペディションにとってはいかがでしょうか。

石:考えたことありません。

-:小倉の強い勝ち方を見ると、こういうコースは合うんじゃないかというファンも多いかと思うのですが。

石:そうかも分かりません。

-:昨年の夏は小倉で連勝しましたけれど、夏の暑い時期に調子を上げてくるという面はあるのでしょうか。

石:走っていますので、そういうことも言えるのかも知れませんね。

-:今回仕切り直しの一戦になると思いますが、この七夕賞に懸ける期待というのはいかがですか。

石:昨年の夏も走ってくれましたし、今年も走ってくれないかと期待しています。

-:先々も含めてという一戦になりそうですね。

石:そうですね。結果を出してほしいですよね。

-:最後に改めてとなりますが、ファンの方々にメッセージをいただけますか。

石:春は厩舎サイドが思うような走りも、皆さんの期待に応える走りもできませんでしたが、今回なんとかいいところを見せたいと思います。