【七夕賞】ドウソジン&メイゲツ「今回も良い状態でレースに臨める」

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4日、日曜福島11レース・七夕賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、天皇賞春16着のケイアイドウソジン(牡6、美浦・田村厩舎)は、梶騎手を背にWコースで追われ、5F67.0-52.2-38.6-13.0をマークした。

追い切りに関して、田村康仁調教師
「前に自厩舎の1000万条件馬を置いて、それを追いかける形でラスト1Fだけ突き放すという内容でしたけど、予定通りの良い調教が出来たと思います」とコメント。

「前走は長距離重賞のダイヤモンドステークスを勝たせてもらって、自信を持って臨みましたが、さすがに相手が強かったですね。完敗でした。レース後は馬に問題がなかったので、オーナーと相談して、状態が良いので休ませることもないでしょうということで、ここを使うことにしました。中山で勝っているので右回りも苦にしませんし、元々2000ぐらいの距離で力を発揮していましたし、前々で競馬が出来るので小回りも大丈夫だと思います。レース後はいつも育成牧場に放牧に出して、レース3週前に入厩しますけど、調教メニューを消化しています。状態が安定していて、脚元にも不安が無く丈夫な馬です。自分で体を作りますし、今回も良い状態でレースに臨めると思います。重賞を勝っているので、ハンデに関しては、こういうものかと受け止めるだけです。自分の形になると強いので、どうやってジョッキーが気持ちを乗せてくれるかですね」と巻き返しを狙う。


また同厩舎からは、前走、阿武隈ステークス1着のニシノメイゲツ(牡5、美浦・田村厩舎)も出走を予定。4日の追い切りでは、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.2-38.1-24.7-12.1をマークした。

追い切りに関して、同師
「気性が前向きなので追い切りでも動きますが、オーバーワークにならないような形でやりました。フットワークも軽く、良い動きでしたよ」とコメント。

「何かと注文のつく馬ですが、前走に関しては枠順も良かったし、前2頭が引っ張って流れたので展開も良かったし、4コーナーもスピードに乗って回ることが出来て、本当に全てが最高の形でした。ジョッキーも最高の騎乗をしてくれましたし、馬もよく頑張ってくれました。レース後は厩舎に置いて調整をしてきました。元気の良い馬で、気性が激しくて前向きなので、レースが終わった後も走りたくてしょうがないという感じでしたが、疲れを取るために計算をしながら調教メニューを消化してきました。この馬も状態が安定していますし、自分から体を作るタイプです。レースでは、馬の気持ちを損なわない騎乗をして欲しいですね。ジョッキーも分かっていると思いますし、気持ち良く走らせて欲しいです。強いメンバーが揃っているなかで出走できて光栄ですし、ハンデが少し軽いので、それを生かしたレースをして欲しいと思います」と一発を狙う。