【天の川S】コスモラピュタ&ドリームピーチ&バウンシーチューン

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15日、日曜新潟11レース・天の川ステークスの追い切りが美浦トレセンで行われた。


前走、日本海ステークス5着のコスモラピュタ(牡5、美浦・高橋祥厩舎)は、大野騎手を背に坂路コースで追われ、4F50.8-37.2-24.4-12.3をマークした。

高橋祥泰調教師のコメント
「前走も悪い内容ではありませんが、どうしても枠順や流れなどに注文がつくタイプですからね。緩急がつくような流れではなくて、ゲートをスーッと出て行った感じで、多少速めでも平均ペースで流れる形が理想です。6月の福島で戦線復帰をしてから、レースを使うごとに体がしっかりしてきていますし、前走よりも良い感じです。あとは流れがどうなるかですね」

前走、新潟日報賞6着のドリームピーチ(牝5、美浦・二ノ宮厩舎)は、助手を背にダートコースで追われ、6F83.0-67.4-53.1-40.1-13.4をマークした。

三浦助手のコメント
「前走は6着でしたけど、牡馬相手によく頑張ってくれたと思います。レース後は放牧に出さずに厩舎で調整をしていますが、状態は良いですよ。頭が良い馬で、馬場に出ると速いところをやると分かっているので、今日もダートコースに出てからキャンターにおりるまで時間がかかりましたが、そういうクセは走りそうなときに出ますからね。2000mは初めてなのでやってみなければ分かりませんが、徐々に距離を延ばしてきていますし、終いを伸ばす競馬をしてきているので、上手く対応してくれればと思います」

前走、関ケ原ステークス11着のバウンシーチューン(牝4、美浦・田島俊厩舎)は、中谷騎手を背に坂路コースで追われ、4F53.4-37.6-24.1-11.6をマークした。

田島俊明調教師のコメント
「前走は力み過ぎていて息がもたず、まったく良いところがありませんでした。走る気がないわけではありませんが、気持ちの強い馬で、逆に焦りがあるような感じなのかもしれません。1600万クラスのレース選択肢は少ないですが、馬の状態は良いので使いたいと思っています。今日(8/15)中谷騎手に乗ってもらった追い切りでも動けていましたし、除外で1週延びても状態は変わらずキープしています。2000mでは成績を残していますし、何とか頑張ってもらいたいですね」

前走、八ヶ岳特別1着のクラシックセンス(牡5、美浦・藤沢和厩舎)は、助手を背にウッドコースで追われ、5F67.2-51.6-38.3-13.5をマークした。

葛西助手のコメント
「前走は長く良い脚を使ってくれましたね。レース後は放牧に出ましたが、減っていた体も戻りましたし、気配は良いですよ。テンションが上がりやすく、レースに向けて自分で体を作っていく馬なので、ビッシリやらなくても仕上がりは良いですよ。前走内容から、昇級戦でもやれると思います」

巻き返しを狙うコスモラピュタ(15日撮影)