【ローズS】ヴィルシーナ「なんとか逆転したい」

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16日(日)に行われるローズS(G2)に出走予定のヴィルシーナ(牝3、栗東・友道厩舎)を管理する友道康夫調教師の12日(水)、同馬の最終追い切り後のコメントは以下の通り。

-:それではまず春のオークスを振り返っていただけますか。

友道康夫調教師:そうですね、あの時はいい感じで行けたかなと思ったんですけども、ちょっと当日こちらが思ってた以上にテンションが上がってました。

-:その原因は何だったんですか?

友:やっぱり、春はオークスが一番最後で一番最大の目標だったんで、そこに向けてピシッと調教したというか、攻めて行ったんで、まあそれも多少影響したのかなと思います。

-:前走後はどのような調整をされていたんですか?

友:はい、オークスの後に、すぐに北海道のほうに放牧に出しまして、今年の夏は北海道のほうでひと夏越して8月10日の日に栗東のほうに戻ってきて、それからこっちで約1ヶ月間、順調に調教しました。

-:栗東に帰ってからの様子などはいかがでしたか?

友:そうですね、こっちの暑さとか心配したんですけども、そういう影響もなく、本当に順調に調教は消化できました。

-:この夏を越えての成長ぶりというのはありますか?

友:先週体重を量った時点で、プラス20キロぐらいになってたんですけども、見た目は少し春にくらべて背が伸びたかなという感じはします。

-:背が伸びたということは?

友:大きくなったというか、脚が長くなったという感じです。

-:レースにもいい影響が?

友:そうですね、はい。

-:そして今週の追い切りなんですけれども、指示や内容のほうは?

友:今日はジョッキーに乗ってもらいまして、本当に感触をつかむ程度に乗ってもらいました。

-:仕上がり具合はいかがですか?

友:今日の坂路でも時計は良かったですし、見てても動きも申し分なかったし、ジョッキーのコメントも「春に比べて良くなっている」ということだったんで、本当に順調に来てると思います。

-:そしてレースなんですけれども、舞台は阪神に移りますね。

友:そうですね、阪神コースで今まで2回走って結果を残しているんで、いい競馬ができると思います。

-:距離適性はいかがでしょうか。

友:やっぱり、1800m、2000mくらいが一番ベストだと思います。

-:前走は前々からの競馬になりましたが、今回はいかがですか?

友:まあ今回も、この馬の競馬スタイルが前々で競馬して、それで最後まで残るという感じだと思うんで、やっぱり今回も前々で競馬することになると思います。

-:今回の相手にはジェンティルドンナという馬もいますが、メンバー的にはいかがでしょうか?

友:そうですね、やっぱりあの馬は本当に強い馬なんで、一目置く存在なんですけども、何とか逆転できる可能性もあると思うんで、次の秋華賞に向けていい競馬してくれればいいなと思ってます。

-:それでは最後に、ファンの皆様に向けて抱負をよろしくお願いします。

友:はい、春の2戦はちょっと残念な思いだったんですけども、まあこの馬にとって、あと秋の一冠が残っているんで、ここで何とか逆転したいと思ってますので、秋緒戦、いい競馬できると思いますので、応援よろしくお願いします。

-:期待しています。

友:はい、どうもありがとうございます。