【4回京都】クローディオ…小平奈由木の注目新馬レポート

クローディオ
(牡2、栗東・石坂厩舎)
父:ハービンジャー
母:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク

キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを11馬身もの大差を付けてレコード勝ちしたハービンジャーのファーストクロップ。重厚なヨーロッパ血脈ながら、すでに10頭が勝ち上がっている。優秀な繁殖を集めているだけに、続々とクラシック候補が誕生しそうな予感がする。

母シーザリオ(その父インティカーブ)はJRA賞最優秀3歳牝馬、同最優秀父内国産馬に輝いた名牝。オークスを制したうえ、続くアメリカンオークスも快勝し、世界にその名を轟かせた。祖母がG3・ラトガーズBCHなど英米5勝のキロフプリミエール。同馬の半兄に菊花賞など現5勝のエピファネイアがいる。キャロットクラブでの募集総額は1億2000万円だった。

ノーザンファーム早来での基礎固めを経て、6月6日、NFしがらきへ。現地でも順調に15-15を消化した後、8月27日に栗東入りした。9月11日、ゲート試験に合格。坂路で丹念にタイムをマークしてきた。

このファミリーを知り尽くした福永祐一騎手を背に、10月19日(日)、京都の芝1800mに向かう。まだラストの反応に物足りなさが残るものの、先週の追い切りで感触を確かめた福永騎手は「エピファネイアのデビュー前もこんな感じ。走法が似ているし、このひと追いで変わると思う」と話している。初戦から目が離せない。


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。