【中山金杯】レコードVでラブリーデイが初笑い!

1月4日(日)、1回中山1日目11Rで第64回中山金杯(GⅢ)(芝2000m)が行なわれ、F.ベリー騎手騎乗の4番人気・ラブリーデイ(牡5、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:57.8のレコード(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ロゴタイプ(牡5、美浦・田中剛厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・デウスウルト(セ7、栗東・平田厩舎)が続いて入線した。

注目の先手争いは最内枠から上がり馬・マイネルミラノが主張。ヒュウマ、メイショウナルト、ケイアイエレガントが続き、メンバー唯一のG1ホース・ロゴタイプはその後ろでラブリーデイと並んで好位を追走する。レースは縦長の展開で、ラブイズブーシェは後方から徐々にポジションを上げていく。
気分良く逃げるマイネルミラノが直線抜け出そうとするも、抜群の手応えからロゴタイプが敢然と先頭へ。そのまま復活Vかと思われたところをラブリーデイが計ったように差してきて悲願の重賞初勝利。ロゴタイプが2着に踏ん張り、3着は中団から鋭く伸びてきたデウスウルト。チャレンジC2着に続く好走を見せた。

軽快に逃げていたように見えたマイネルミラノだが、結果的にはレコードを誘発するハイペースで失速し15着。ラブイズブーシェは直線伸びずに14着と敗れた。

勝ったラブリーデイはこれまで3度の重賞2着があったが、デビュー18戦目で嬉しい重賞初制覇。3歳時は皐月賞、ダービー、有馬記念に駒を進めた馬で、G1再挑戦に弾みがつく貴重な1勝を手に入れた。

また、鞍上のF.ベリー騎手は池江泰寿厩舎のオーシャンブルーでこのレースを勝っており、厩舎とともに2連覇を達成。中山金杯は3年連続連対と相性の良さを誇っている。
馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「すばらしいお天気の一日」。

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ラブリーデイ
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
通算成績:18戦4勝
重賞勝利:
15年中山金杯(G3)

ラブリーデイ

ラブリーデイ

ラブリーデイ

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