【シンザン記念】ダッシングブレイズにC.デムーロ手応え十分!

8日、シンザン記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ダッシングブレイズ(牡3、栗東・吉村厩舎)はC.デムーロ騎手を背にCWコースで同じ3歳馬のショウナンサアーダと併せ馬。先行した僚馬に直線では内から並びかけ、馬なりで3馬身先着と格の違いを見せつけた格好だ。時計は6F83.4-66.7-52.3-38.4-11.9秒をマークしている。

「“8、9分程度でおつりを残して”という指示。直線を向いたときの手応えは良かったし、いい瞬発力があるね」と鞍上の口調も至って滑らか。「特にラスト1Fの伸びがいい。それをイメージして乗りたいよ」と早くも本番を心待ちにしているようだ。

アメリカ生まれで、日本では馴染みの薄い血統背景の持ち主だが素質は折り紙つき。デビュー戦では一度もムチを入れられることなく3馬身半差の楽勝。前走では直線で追い出しを待たされるロスがあり、自己条件で星を落とす形となったが、陣営は躊躇することなく重賞挑戦を決断。その期待に一発回答で応えたいところだ。

【ザ・インタビュー】久々のマル外大物候補ダッシングブレイズ 出世レースに参戦
:吉村圭司調教師への独占インタビューを掲載中!