【ユングフラウ賞】スターローズが差し切り勝ち 桜花賞へ名乗り

2月18日(水)、浦和競馬場で行われた南関東重賞・第7回 ユングフラウ賞(S2)(3歳 牝馬 別定 1着賞金:1200万円 ダート1400m)は、山崎誠士騎手騎乗の2番人気・スターローズ(牝3、船橋・山本学厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:30.0(不良)。

2着にはハナ差で4番人気・リボンスティック(牝3、川崎・山田質厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・トーセンマリオン(牝3、浦和・小久智厩舎)が続いた。
1番人気に支持されたアクティフ(牝3、大井・赤嶺本厩舎)は6着に敗れた。

好スタートを切ったアクティフがハナに立つ。2番手にはトーセンマリオン、ロゾヴァドリナらが追走し、向こう正面に入っていく。3コーナーからはリボンスティックが外を捲りながら、先団との差を一気に詰めて直線へ。トーセンマリオンとリボンスティックが馬体を併せながら脚を伸ばし、この2頭の決着かに思われたが、大外から強襲してきたのはスターローズ。図ったように差し切り、最先着を果たした。

勝ったスターローズは昨年末にホッカイドウ競馬から南関東へ移籍し、その後2戦して2連勝。近親にはキーンランドCを制したチアフルスマイルがいる。なお、3着までの馬には3月25日(水)に行われる浦和の桜花賞(S1)への優先出走権が与えられる。馬主は泉俊二氏、生産者はひだか町のグランド牧場。

【山崎誠士騎手のコメント】
「勝ったか勝っていないか分からなかったんですけど……。確信はなかったですが、思わずガッツポーズをしてしまいました(笑)。道中、不利もあったので、思い描いた通りには行かなかったんですけど、馬が頑張って走ってくれました。前の有力馬を見て、どこで仕掛けるかとかは考えず、最後は祈りながら追いました。
今日こういう競馬で勝てたのは収穫ですし、次の桜花賞も楽しみになりました。自信を持って臨みたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」

スターローズ
(牝3、船橋・山本学厩舎)
父:スマートボーイ
母:ローズカーニバル
母父:Silver Deputy
通算成績:12戦6勝
重賞勝利:
15年ユングフラウ賞(S2)

スターローズ

スターローズ

スターローズ

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