【宝塚記念】ラブリーデイがG1初V!ゴールドシップ大出遅れに沈む

6月28日(日)、3回阪神8日目11Rで第56回宝塚記念(G1)(芝2200m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の6番人気・ラブリーデイ(牡5、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:14.4(良)。

2着にはクビ差で10番人気・デニムアンドルビー(牝5、栗東・角居厩舎)、3着には1馬身1/4差で11番人気・ショウナンパンドラ(牝4、栗東・高野厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚厩舎)は15着に敗れた。

今日は一番最初のゲート入りとなったゴールドシップ。スンナリと収まったかに見えたが、何と大きく立ち上がってしまったタイミングでゲートが開いてしまい、一頭だけポツンと取り残される大波乱の幕開けに。

G1初騎乗の松若風馬&レッドディヴィスの先導で1000m通過は62秒台のスローペース。2番手にラブリーデイ、以下トーセンスターダム、オーシャンブルー、ネオブラックダイヤと続き、その直後にショウナンパンドラが控え、デニムアンドルビーは後方2番手からレースを展開。
ラブリーデイは直線半ばで堂々と先頭に躍り出ると、大外から追い込むデニムアンドルビーを僅かに凌いで優勝。最内を割ってショウナンパンドラが3着に食い込んだ。

勝ったラブリーデイは早くも今年重賞4勝目で嬉しいG1初制覇に。今年は重賞戦線でロゴタイプ、キズナ、ハープスターらG1馬を下して地力強化を示してきた成果が大一番で実を結んだ形に。鞍上の川田将雅騎手は先日の安田記念(モーリス)に続いてG1連勝。

馬主の金子真人ホールディングス株式会社は2着のデニムアンドルビーと共に、グランプリの舞台で所有馬のワンツーフィニッシュを達成。生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「すばらしいお天気の一日」。

ゴールドシップはスタートでの大出遅れが響き15着大敗。勝利した天皇賞(春)のゲート入りの際に他馬を大きく待たせてしまったことから、この中間は発走調教再審査が課されており、今回は目隠しをされてのゲート入り。ゲート前でゴネる仕草を見せず、難なく収まったかと思われた矢先に待っていた落とし穴。3連覇の夢はスタート地点で散ってしまった。

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ラブリーデイ
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
通算成績:23戦7勝
重賞勝利:
15年宝塚記念(G1)
15年京都記念(G2)
15年鳴尾記念(G3)
15年中山金杯(G3)

ラブリーデイ

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