【POG】マサノジェットが目の醒めるような末脚で圧勝…東京新馬

10月31日(土)、4回東京8日目4Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の4番人気・マサノジェット(牡2、美浦・蛯名厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:27.1(良)。

2着には6馬身差で1番人気・アーチキング(牡2、美浦・木村厩舎)、3着には2馬身差で9番人気・トータルビクトリー(牡2、美浦・小野次厩舎)が続いて入線した。

道中はマイティジャック、イデアオブダンディ、ジャストラン、メインアクトが固まって先団を形成し、その後ろを人気のアーチキング、ポッドブロンコが追う展開となった。3、4コーナーの中間で中団に位置していたフェイマスアゲインが進出し始めると、後方にいた各馬も追い出し、直線を迎えた。
後方各馬が思いの外伸びず、アーチキングなど前目を走っていた馬の叩き合いになるのかと思いきや、外からマサノジェットが目の醒めるような末脚を繰り出し、後続との差をグングン広げ圧勝した。

勝ったマサノジェットは父にダートで大活躍したカネヒキリ、兄弟や近親にダートで勝ち上がる馬が多い血統で、北海道サマーセールにおいて324万円で落札された。
馬主は古賀禎彦氏、生産者は新ひだか町の嶋田牧場。馬名の意味由来は「冠名+ジェット 」。

1着 マサノジェット(田辺騎手)
「初めて乗りましたが、返し馬の雰囲気も良かったです。4コーナーで他馬に寄 られましたが、そこから立て直しても十分間に合うくらいの脚がありました。こ れから大事にしていきたい馬ですね」

2着 アーチキング(ルメール騎手)
「スタートは少し遅かったですけど、その後の反応は良かったです。追い出して からフラフラしたりまだ若さがありますけど、能力のある馬です。1400も合って いますよ」

3着 トータルビクトリー(勝浦騎手)
「ゲートの中の体勢は悪くありませんでしたが、スタートは出ませんでした。腹 をくくって後ろから運びましたが、終いよくきてくれました。思い切ってこうい う競馬をして良かったのではないか、と思います」

4着 ポッドブロンコ(北村宏騎手)
「攻め馬でもそうですが、口を突き出して走る感じがあります。今日も道中にハ ミを取り過ぎるところがありましたし、本当は外に出したかったですけど、口を 突き出す感じで走るので狭いところに入っていってしまって手綱を引っ張る格好 になりました。攻め馬ではワンペースな感じの走りでしたが、今日は最後までし っかり走っていましたしその辺りは収穫だと思います。これから更に気持ちのコ ントロールが出来るようになっていくと良いですね」

5着 オヒアレフア(江田照騎手)
「まだ体力がない分フラフラしながら走っていましたが、最後は良い脚を使って くれました。走る気持ちはありますが、まだ体力が付いてきていないのでしっか りしてくれば良いと思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

マサノジェット
(牡2、美浦・蛯名厩舎)
父:カネヒキリ
母:ダンツライラック
母父:Barathea

マサノジェット

マサノジェット

マサノジェット


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。