【チャンピオンズC】タルマエ悔いのない仕上げ「凄く良かった」

2日、日曜中京11レース・チャンピオンズC(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。前走のJBCクラシック3着で、このレース2連覇を狙うホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦厩舎)は、幸英明騎手が騎乗し、坂路で古馬準オープンのブルドッグボスと併せ馬。パートナーを0.5秒追走し、直線で幸騎手が気合を付けて促すとすぐさま反応して4F54.2-39.6-25.4-12.3秒の時計でクビ差先着を果たした。

昨年同様、秋はJBCクラシックからの始動で、今年も敗戦からのスタートとなってしまったが、叩き良化型らしく、馬の状態は右肩上がり。先週、先々週とビッシリ一杯に追われて、スイッチが入ると、今週は終い重点での最終調整。G1を9勝し、その勝ち方を最もよく知る「王者」は文句なしの仕上げで前人未踏のG1・10勝目へチャレンジする。

その動きを見届けた西浦勝一調教師も愛馬の動きに納得の表情。国内において狙ったレースは逃さずモノにしてきた自信がそこにも現れている。大記録達成はもう目の前だ。

ホッコータルマエ

坂路で貫禄十分の走りを見せるホッコータルマエ



12月6日(日)、中京競馬場で行われるチャンピオンズC(G1)の共同記者会見が栗東トレセンで行われた。
ホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦厩舎)を管理する西浦勝一調教師の一問一答は以下の通り。

●連覇へ王者のスイッチが入った

-:今朝、どんな指示をされて、その具合というのはどうだったでしょうか?

西浦勝一調教師:今日は相手馬を前に走らせ、後ろから追い掛けて、最後に少し前へ出して強めの上がり重点でやりました。

-:その中で、手応えというのはどうだったですか?

西:先週、もう根っ切り葉っ切りやって、馬にスイッチを入れていますので、気合乗りも全然違ってきて、今日は凄く良かったです。

-:JBCからの中間というのは全体的にどうですか?

西:使う毎に良くなっていますので、今日も調整の課程で終わっています。

ホッコータルマエ

-:去年の勝った時の状態、そして今年のホッコータルマエの状態というのはどうなんでしょうか?

西:去年は去年で、JBCを使った後、チャンピオンCに向けて馬の状態が上昇しながら良くなりました。今年もJBCの時から「動けるかな」と思ったのですが、「やはりこの馬は使い込まないと良くなって来ないのかな」という気がおきまして、先週もビッシリとやって、馬に気合を付けさせたのです。

-:今年の大一番ですが、連覇、それから統一G1・10勝目という偉業がかかるレースですが、その思いというのはどうなのでしょうか?

西:出来たら早く達成されてやりたいのですが、こればっかりは何とも言えないのでね。大記録ですから、それに向けて悔いのない仕上げ方をしていかないとダメだなと思ってやっています。

●ライバル・コパノリッキーを意識

-:今年の相手関係、展開というのは、どうご覧になっていますか?

西:相手も力を付けてきていますし、また新しい3歳も出ていますのでね。どういうレースになるか分かりませんけど、それなりのレースはしてほしいと思っています。

-:そんな中では、やはり実績というところでコパノリッキーが大きなところになってくると思うのですが、その意識というのはどうなのでしょうか?

西:もちろんあります。

-:もしポイントを挙げるとした、どういったところになるでしょうか?

西:ポイントといっても、やってみないと分からないですよね、競馬は。僕たちはタルマエに対してレースで動けるような状態に、最高の状態に仕上げていくのが仕事ですから、それだけを考えて今はやっていますので、ポイントとかではなくて、いかに走れる状態に持って行けるかですね。

-:今回のレースで、いよいよ歴史的なダートホースとしての大きな勝利になるというファンの期待もあろうかと思います。その思いを改めてファンの皆様に対してのメッセージとしてお聞かせ下さい。

西:タルマエ自身も前回使ったことによって、実の入りが良くなって、いい状態で出走できそうなので、何とか皆さん、ファンの期待に応えられるようなレースが出来たらと思っています。