【POG】好調圭太の手綱で良血サトノキングダムが快勝!…中山新馬

12月27日(日)、5回中山8日目4Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・サトノキングダム(牡2、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.8(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・イマジンザット(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)、3着にはハナ差で3番人気・アークアーセナル(牡2、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。

カゼノシッポが好スタートも、内枠のユキノアプローズ、プリンセスカグヤ、コスモシャンティ、スターズレディがダッシュを利かせて先団を形成。そこにオラシオン、アークアーセナルも加わって大きな集団を作る。中団やや前に人気のイマジンザット、サトノキングダムは後方4~5番手のポジションから徐々に上がっていき、残り600mでは好位の外に付けて前を射程圏に捕らえる。
出入りの激しい展開で直線先頭に立ったのはアークアーセナル。内でユキノアプローズが懸命に粘るところ、一気に坂を駆け上がってきたのはサトノキングダム。イマジンザットもその直後を追い掛けてくるが、それらを振り切ってディープインパクト産駒のサトノキングダムが有馬記念デーに新馬勝ちを果たした。

勝ったサトノキングダムは兄にドバイワールドC、ケンタッキーダービーを勝ったアニマルキングダムがいる世界的良血。最終追い切りで遅れを喫するなど、まだ弱い面を抱えながら、レースでは力強い末脚で快勝。血統の底力を見せ付けた。また、鞍上の戸崎圭太騎手は4レースで早くも本日3つ目の勝鞍を挙げた。

馬主は里見治氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+王国」。

1着 サトノキングダム(戸崎圭騎手)
「スタートで後手を踏みましたが、ジックリこの馬のペースで運びました。外を回るロスはありましたが、最後も良い脚を使ってくれました。距離が延びても良さそうです」

2着 イマジンザット(ルメール騎手)
「直線では良い脚を使ってくれました。まだ幼さがありますが、良いポテンシャルがあります。距離はこのくらいで良いと思います」

3着 アークアーセナル(国枝調教師)
「少し行きたがるところは見せましたが、思ったより操縦性が高かったですね。ジョッキーも良い感触を掴んでくれたようですし、これからが楽しみです」

4着 ユキノアプローズ(田中勝騎手)
「ハナに行ってラクなペースで運べました。初戦としては良い内容だったと思います」

5着 カゼノシッポ(三浦騎手)
「出入りの激しい競馬になりましたが、よく頑張ってくれました。まだビシッと攻めていないなかでこれだけやれましたし、収穫のある内容でした」

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サトノキングダム
(牡2、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:ダリシア
母父:Acatenango

サトノキングダム

サトノキングダム

サトノキングダム

サトノキングダム

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