【アイビスSD】プレイズエターナル北村友「前進気勢もあっていい雰囲気」

26日、アイビスSD(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、韋駄天S6着のプレイズエターナル(牡7、栗東・安田隆厩舎)は、坂路で終い重点で追われて4F51.7-37.8-24.5-12.1秒を計時。ここを目標にひと息入れて、すっかりリフレッシュ。キビキビとしたフットワークが目を引いた。

手綱をとる北村友一騎手は「思っていたよりも動きましたね。以前の硬さもなかったし、時計もそれなりに出てくれました。前進気勢もあっていい雰囲気でしたよ。あとはゲートかな。もともとがあまり速くない馬で後ろからの競馬になると思いますが、スタート五分に出ての後ろと、出遅れての後ろでは意味合いが違ってきますから」とスタートを課題に挙げるも、仕上がりに関しては合格点を与える。

重賞挑戦は実に3年半前のシルクロードS6着以来だが、その2走前の京阪杯では1番人気に支持されたほどの逸材。前走も1番人気を裏切る格好にはなったが、上がり3Fは31.6秒と破格のタイムをマークしており、7歳を迎えても決め手の鋭さは健在だ。鞍上はサマージョッキーズシリーズトップを走るなど、この夏絶好調。そのポジション取りから目が離せない。