2019年から「夏の降級制度」を廃止!現2歳馬からのルール変更をJRAが発表

JRAは7月28日、2019年度夏季競馬から「平地競走における競走条件制度(クラス分け)の改善」を行うと発表し、いわゆる"降級制度"が廃止されることになった。

現行では「4歳春季競馬までに獲得した収得賞金を(4歳の)夏季競馬開始時点で2分の1とする」としてクラス再編成を行っていたが、現2歳馬から収得賞金を2分の1としないルールとなる。

JRAは「期待できる効果」として、
①各クラスに応じた実力の拮抗した興趣溢れる競走を提供できること
②高条件競走の増加により、レベルの高い競走をより多く提供できること
③原則として、勝利度数に基づいた分かりやすい「クラス分け」となり、お客様にとって、より分かりやすく参加しやすい制度となること
の3点を挙げた。