ホッカイドウ競馬の石川倭騎手がダブルシャープでJRA初勝利!…クローバー賞

ダブルシャープ

8月20日(日)、2回札幌2日目9Rでクローバー賞(芝1500m)が行なわれ、ホッカイドウ競馬の石川倭騎手騎乗の6番人気・ダブルシャープ(牡2、招待・米川厩舎)が優勝。直線での叩き合いを制した。勝ちタイムは1:30.8(良)。石川倭騎手はJRA初勝利。

2着には3/4馬身差で1番人気・タワーオブロンドン(牡2、美浦・藤沢和厩舎)、3着には3馬身半差で4番人気・デルマキセキ(牝2、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。

勝ったダブルシャープは、馬主は小林克己氏、生産者は新冠の村上雅規氏。馬名の意味由来は「冠名+第一人者、最高、最高の存在」。

石川倭騎手は富山県出身の25歳。2013年に門別でデビューし、1年目から24勝。」2年目は57勝を挙げて北海道リーディング5位に入り、NARグランプリ優秀新人騎手賞を受賞した。2016年には通算200勝を達成。甘いマスクで人気も急上昇中で、地方競馬期待の若手ジョッキーの一人だ。

1着 ダブルシャープ(石川倭騎手)
「(JRA初勝利を決めた瞬間は)嬉しかったですね。出たなりの競馬をしようと思っていました。初めての芝なのでどういう走りになるかと思っていましたが、ハミを取って走っていたので馬をなだめることに集中しました。道中は前があいていたので徐々に進出していきました。直線では2着馬に半馬身くらい出られましたが、こちらは物見をしていたので併せる形になってもうひと伸びしてくれました。芝の適性がありましたね。短距離よりも距離が延びた方が良いですし、(札幌2歳Sの)1800mでもこなせると思います。あとは当日のテンションだけだと思います」

2着 タワーオブロンドン(ルメール騎手)
「スタミナが足りませんね。ラクに勝てるかと思いましたが、ラスト1ハロンで止まってしまいました。1200、1400mくらいが良さそうです」

3着 デルマキセキ(藤岡康騎手)
「最後は渋太かったですし、能力がありますね。どうしてもテンションが高いところがあるので、今後はその辺りとの兼ね合いになると思います」

4着 イシマツ(桑村騎手)
「スタートが下手な馬ではありませんが、今日は芝スタートだったからか立ち遅れてしまいました。後ろからになりましたが、ガマンしたら良い脚を使ってくれました。姉が走っていますし、芝適性がありそうです」

5着 リープフラウミルヒ(丹内騎手)
「前走のような脚を使えませんでした。今日はゲート裏からテンションが高かったので、その影響があったかもしれません」

クローバー賞の結果・払戻金はコチラ⇒

  • ダブルシャープ
  • (牡2、北海道・米川厩舎)
  • 父:ベーカバド
  • 母:メジロルーシュバー
  • 母父:アグネスタキオン

ダブルシャープ
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