【神戸新聞杯】充実の秋を迎えたマイスタイル「この成長力に期待してた」

2017/9/20(水) 

【天皇賞・春】春の盾は二強対決！馬券のカギは爆穴の一発！

提供：重賞トレンドジャッジ

20日、神戸新聞杯(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

●前走、日本ダービー4着のマイスタイル(牡3、栗東・昆厩舎)は、栗東に駆け付けた横山典弘騎手を背にCWコースへ。古馬1000万のヒルノデンハーグを0.8秒追走し、鞍上のゴーサインが出た直線ではアッという間にパートナーを交わし去って6F83.2－67.7－52.7－38.5－11.5秒のタイムで4馬身先着を果たした。

この動きには昆貢調教師も「追い切りは横山典ジョッキーに乗ってもらって上がり重点で。春との違いを確かめてもらいました。先週までも乗り手は『春より芯が入ってきた』と言ってた。ハーツクライ産駒でこの成長力に期待してたからね。春は思ったより成長度が早かったし、ダービーもよく頑張ってくれた。展開がむいたとはいえ、簡単に交わさせなったからね」とニッコリ。ここも先手必勝でダービー馬を迎え撃つ。

●前走、日本ダービー9着のベストアプローチ(牡3、栗東・藤原英厩舎)は、3週連続で岩田康誠騎手が手綱をとる熱の入れよう。CWコースで3歳未勝利のアレススピアーを2秒近く追走、スムーズな脚捌きで一気に捕らえると、そのまま5馬身突き放してゴール。6F84.6－69.0－54.3－39.8－11.7秒をマークした。

ダービーは9着ながら0.7秒差。青葉賞2着、弥生賞4着と春のクラシックでも善戦を続けた実力馬。藤原英昭調教師が「追い切りは予想どおりにいい動いをしていたね。ジョッキーもいい手応えを感じてくれていたよ」と笑顔を見せると、荻野調教助手も「ダービーは使い込んでいたこともあってパドックから入れ込んでいたけど、休ませたことがいい方に向くんじゃないかな。体もふっくらしてるし、調教を積んでも減らずにきてるからね」と愛馬の成長に目を細める。