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【チャンピオンズC】ケイティブレイブ「昨年よりいいパフォーマンス見せられる」
2018/11/28(水)
28日、チャンピオンズC(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
前走、JBCクラシックを快勝したケイティブレイブは坂路で最終調整。4F53.6-38.7-25.1-12.6をマークした。追い切り後に行われた共同会見での福永祐一騎手のコメントは以下のとおり。【福永祐一騎手のコメント】
「(最終追い切りの内容)先週CWコースで追ったのですが、想定より速いタイムが出てしまい、今週は軽めな感じで、55秒くらいのイメージでサっと乗るイメージでした。ただ少し速くなりましたね。この馬には目野厩舎に所属している時からずっとレースでも調教でも乗せてもらっていますが、タイムの感覚がこの2週崩れているので、ストライドが伸びているのかもしれません。
(馬のコンディションについて)いいですね。ストライドが伸びているということは身体の使い方がいいということですし、大幅に上がっているということはないですが、前走時よりいい状態で、動ける状態だと感じています。
(ここまでの成長過程について)心身共に随分成長したと思います。身体の面で言えば年齢的なこともありますが、競走馬としていい体になってきましたし、以前はもう少し前重心でしたが、そこのバランスが変わってきた感じがします。その分ストライドが伸びているのでしょう。精神面で言えば、最初乗せてもらった時は極端な逃げ馬でしたが、ずっと集中していない馬でした。そんな中でも勝てていてかなり高いポテンシャルを感じていました。今でこそ自在性が武器と言われていますが、それまでは自在性がありませんでした。2番手でもムキになっていた馬ですからね。帝王賞でスタートで躓いて差す形で勝てたのは大きかったです。あれをキッカケに色々ま競馬できる感じはしました。2走前の船橋で2番手から勝てた際、脚質に関してはもういじるところはないと思いました。
(前走は京都でタイトルを獲得しました)あの馬の価値を高める1勝だったと思います。JRAで実績がなくそこを不安視されていましたが、僕自身は心配していませんでした。平安Sは大外枠で逃げることが最初できず、途中から引っかかって先頭に立って、後ろを離して最後失速して5着だったのですが、それでも1分56秒台でしたし、全然問題ないと思っていました。
(中京との相性について)左回りは走っている馬ですし、坂に関しても大丈夫だと思って乗ります。昨年も4着と走っているコースですし、昨年はそもそも逃げ馬の後ろで競馬できなかった馬が、その形で4着と健闘してくれました。それから自在性を身に付けましたし、昨年よりいいパフォーマンスを見せられると思います。
(ルヴァンスレーヴについて)一番強力な相手だと思います。今年の3歳ダート路線はレベルが高く、いずれはダート路線をけん引していくのでしょうが、まだ群雄割拠の状態だと思います。そういう意味でも前走のJBCクラシックは負けられないと思っていました。自信を持ってぶつかっていけると思います。
(前走は8番手でした。レース展開について)何も決めていません。ペースに合わせた、あの馬が一番力を発揮できるリズムで走らせたいです。ストライドが更に大きくなっているので、極端な内枠はできればほしくないですが、当たった枠で考えます。ダービーもそんな感じで勝てたので(笑)
(来年はドバイ遠征という話もあります。意気込みについて)ドバイに関しては転厩した際、杉山先生に自分のほうからドバイへチャレンジしてほしい旨を伝えました。大井競馬場で実績を残していますが、大井のダートは雨が降って湿ると土っぽくなるんです。その時の走りが返し馬から凄く良かったんです。一度ドバイに限らずアメリカのようなダートにチャレンジできればと思っていました。杉山調教師やオーナーさんも考えてくださっているようで、そのためにはまず日本で結果を残さないとチャレンジできませんから、そういった意味でもどうせ行くなら日本の大将格として行きたいですし、ここでいい結果を出して日本代表の座を掴めればと思っています」
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