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16番人気ファストアプローチがマイペースの逃走V…多摩川S
2019/6/8(土)
6月8日(土)、3回東京3日目11Rで多摩川ステークス(芝1600m)が行なわれ、木幡育也騎手騎乗の16番人気・ファストアプローチ(セ4、美浦・藤沢和厩舎)が大外枠からハナを切ると、道中はマイペースに持ち込み、直線も粘り腰を見せて逃げ切った。勝ちタイムは1:33.0(良)。
2着には3/4馬身差で1番人気・サトノキングダム(牡6、美浦・国枝厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・トライン(牡4、栗東・浜田厩舎)が続いて入線した。
勝ったファストアプローチは父が英2000ギニーを勝ったDawn approach、母ジョリージョコンド。叔母に英G1・チェヴァリーパークSを勝ったライトニングパール、叔父に香港ヴァーズ、宝塚記念を勝ったサトノクラウンがいる。17年夏にデビューすると札幌2歳Sで2着となるなど早くから素質の片鱗を見せていた。
1着ファストアプローチ(木幡育騎手)
「最初からハナへ行くつもりでしたし、大外枠でかえってスムーズに逃げられました。馬のリズムで最後まで走れましたし、雨が降って走りやすい馬場になったことも良かったと思います。最後は後ろから来られましたが手応えがありましたし、この馬は番手よりも突かれる形の方が良いかと思いました。自分自身メインレースを勝つのが初めてなので嬉しいです。直線が長く感じました」
2着サトノキングダム(M.デムーロ騎手)
「良いレースができました。最後は久々の分と逃げ馬がヨレた分があったと思いますが、よく頑張ってくれました」
3着トライン(松山騎手)
「外枠からで厳しい形になりました。内枠からで馬の後ろにスッと入れられればまた違ったと思います。逃げ馬が残る展開であれだけ詰めていますし、力は見せてくれました」
4着アシュリン(石川騎手)
「センスの良い馬ですね。テン乗りでしたが、イメージ通り先手を取って折り合いをつける競馬ができました。前が残る展開で最後は周りが切れる脚を使っていましたが、この馬も切れる脚を使っています」
5着トーセンブレス(柴田善騎手)
「馬が自分で我慢できるようになってきましたし、コントロールもきくようになって以前より良くなっています。今日は雨が降った馬場だった分頑張れましたが、もっとペースが流れてくれた方が良かったですね。それでもしっかりした形の競馬ができていますし、馬の状態が良いですよ」
- ファストアプローチ
- (セ4、美浦・藤沢和厩舎)
- 父:Dawn Approach
- 母:ジョリージョコンド
- 母父:Marju
- 通算成績:13戦3勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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