皐月賞馬の兄の背中を追って カインドリーが逃げ切りV!…中山新馬

カインドリー

9月28日(土)、4回中山8日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の5番人気・カインドリー(牝2、美浦・田村厩舎)が優勝。絶好のスタートを切ると、最内枠を生かしすんなりハナへ。直線、内外から後続が殺到するも捕らえるまでには至らず。偉大な兄がクラシック制覇を飾った中山の地で、妹が晴れやかなデビューを飾った。勝ちタイムは1:35.7(良)。

2着には3/4馬身差で6番人気・リーディングパート(牝2、美浦・矢野英厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・レッドラルジュ(牝2、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

勝ったカインドリーの父は今年種牡馬デビューしてから好調な滑り出しを見せているキズナ、母は2006年のフィリーズレビューを制するなど重賞2勝のダイワパッション、兄に昨年の皐月賞を制したエポカドーロがいる血統。その兄エポカドーロは未勝利→あすなろ賞を逃げの手で連勝し、クラシック戦線へ歩を進めた。カインドリーも快速逃げ馬として牝馬クラシック戦線を沸かせる事ができるか。その「逃」げに注目が集まる。
馬主は株式会社ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、生産者は新ひだか町の田上徹氏

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  • カインドリー
  • (牝2、美浦・田村厩舎)
  • 父:キズナ
  • 母:ダイワパッション
  • 母父:フォーティナイナー

カインドリー

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