【セントウルS】意外と知られていない『勝利の方程式』にピッタリ一致!狙い目十分の逆転候補

CBC賞からの巻き返しを目指すタイセイビジョン

CBC賞からの巻き返しを目指すタイセイビジョン


突然ですが皆さん、予想をする上で出走馬の「生産者」に注目していますか?おそらく、ほとんどの方は注目していないポイントでしょう。

実は、この「生産者」を見るだけで一気に好走馬を絞り込めるんです!

セントウルS(G2、中京芝1200m)は、過去5年で「ダーレー・ジャパン・ファーム」の生産馬が3勝。ファインニードルやタワーオブロンドンをはじめ、重賞以外でも短距離戦を得意としています。

今年は「ダーレー・ジャパン・ファーム」の生産馬が不在。なんとも不気味なのが「ノーザンファーム」生産馬です。

芝のマイル~長距離で無類の強さを誇るノーザンFの生産馬が過去10年でセントウルSに出走したのは11頭。それが今年だけで5頭も出走してきたんです!

▼ノーザンF生産馬の芝1200m重賞成績(過去5年)
17年 [2-1-0-15]勝率11.1%、連対率16.7%、複勝率16.7%
18年 [0-0-0-21]勝率 0.0%、連対率 0.0%、複勝率 0.0%

19年 [2-2-2-17]勝率 8.7%、連対率17.4%、複勝率26.1%
20年 [4-2-4-18]勝率14.3%、連対率21.4%、複勝率35.7%
21年 [1-2-4-26]勝率 3.0%、連対率 9.1%、複勝率21.2%

上記のように、ここ3年の成績上昇度は驚異的。出走頭数も年々増加しており、いよいよ本気で短距離戦線にも勝負に来たとみて良いでしょう。

ノーザン生産馬で芝1200mの重賞を勝った馬を見てみると、ある共通点が見つかりました。

▼ノーザンF生産馬の芝1200m重賞勝ち(過去3年)
19年 ディアンドル(葵S)・・中12週
19年 レッドアンシェル(CBC賞)・・中10週
20年 レッドアンシェル(北九州記念1着)・・中8週
20年 アウィルアウェイ(シルクロードS)・・中10週
20年 メイケイエール(小倉2歳S)・・中1週
20年 グランアレグリア(スプリンターズS)・・中10週
21年 コントラチェック(オーシャンS)・・中8週

ご覧の通り、前走からの間隔が「中8~12週」のローテーションで6勝。レース後に外厩でリフレッシュと共に身体を作り直すノーザンファームの勝利の方程式」と言えます。

「ノーザンファーム」の生産馬で、前走からの間隔が「中8~12週」で臨むのはタイセイビジョンピクシーナイト。今春までマイル路線を歩みながら前走から短距離にシフトしてきた馬で、まさにここで「勝負」に来た2頭かもしれません。