【秋華賞】ソダシと一緒に来ても好配当!? 絶好調アンカツが狙う「隠し玉」は?

ダイワスカーレットとのコンビで秋華賞を勝っている安藤勝己さん

ダイワスカーレットとのコンビで秋華賞を勝っている安藤勝己さん


秋華賞(G1、阪神芝2000m)は、アンカツさんにおまかせ!

2007年の秋華賞をダイワスカーレットで勝利した安藤勝己さんが、元ジョッキーの視点から鋭く予想します!

☆ポイント☆阪神芝2000mが有利に働く馬を狙う

何と言っても今年の秋華賞は、阪神芝2000mで行われるのがポイントやね。

例年の京都芝2000mも直線の短い内回りを使用するけど、乗っている立場からすると京都のほうがコースの作りが少し窮屈に感じる。しかも直線が平坦で前に行った馬に楽をさせると残るから、自然と各馬の仕掛けが早くなりがち。ファンの皆さんが抱くイメージほど前に行く馬は有利とは言えない。

実際、京都芝2000mと阪神芝2000mを比較したデータを出してもらったんやけど、阪神のほうが前に行った馬の活躍が目立っているね。

▼京都芝2000m重賞の4角位置別成績(過去3年)
1番手[0-1-1- 3]勝率 0.0%,連対率20.0%,複勝率40.0%
2~4 [1-1-0-13]勝率 6.7%,連対率13.3%,複勝率13.3%
5~9 [3-2-1-21]勝率11.1%,連対率18.5%,複勝率22.2%
10~ [1-1-3-18]勝率 4.3%,連対率 8.7%,複勝率21.7%

▼阪神芝2000m重賞の4角位置別成績(過去3年)
1番手[4-2-1- 8]勝率26.7%,連対率40.0%,複勝率46.7%
2~4 [4-5-4-41]勝率 7.4%,連対率16.7%,複勝率24.1%
5~9 [6-6-9-63]勝率 7.1%,連対率14.3%,複勝率25.0%
10~ [1-2-1-42]勝率 2.2%,連対率 6.5%,複勝率 8.7%

阪神芝2000mはスタート直後と最後の直線で2回も坂を上るから、終盤までスタミナを温存しようとする意識が働いて道中の流れが落ち着きやすい。だから結果的に先行馬が残る展開になりやすいんやろね。

今年のメンバーで、阪神芝2000mに替わる恩恵を受けそうなのがソダシ。実力的にも脚質的にも、例年の京都芝2000mやったら後続各馬のプレッシャーは半端じゃなかったはず。人気を背負う立場だし、なおさらやね。

上位で評価したいのは、阪神芝2000mで器用に立ち回れそうな馬。オレが面白いと思っている馬は、人気はなさそうやけど願ってもない好枠を引き当てた。この馬が馬券に絡めばソダシと一緒に来てもエエ配当になるんじゃないかな。

牝馬3冠最終戦、秋華賞をG1レース通算22勝の名ジョッキー・アンカツこと安藤勝己さんがズバリ予想!

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