【天皇賞・秋】イクイノックス1強にあらず!アンカツが注目する逆転候補の確信根拠

天皇賞・秋で歴史的接戦を演じたダイワスカーレット

天皇賞・秋で歴史的接戦を演じたダイワスカーレット

先週の菊花賞も◎タスティエーラから、2週続けてG1で大本線ズバリ!

各種メディアやYouTubeで活躍中の「アンカツ」こと安藤勝己さんが、天皇賞・秋(G1、東京芝2000m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します!

アンカツさんは2006年にダイワメジャーで天皇賞・秋を勝利。2008年は女傑ウオッカにハナ差及ばずも、名牝ダイワスカーレットに騎乗して2着に入っています。今週も信頼度バツグンの予想をお見逃しなく!

☆ポイント☆
  • 1強ではなく“2強”

世間的に今年の天皇賞・秋はイクイノックスで断然って雰囲気やけど、少なくともオレにはそうは思えん。

もちろん馬の力は誰もが認めるところとして今回はもう1頭、同程度のパフォーマンスを発揮できる可能性を秘めた馬がおる。3歳時のダービーでイクイノックスに勝っとるドウデュースや。

この馬は内弁慶みたいなところがあって海外に遠征するとダメやけど、国内に限ってはデビューから1度も崩れとらん。

最大のネックはドバイターフの出走取消からぶっつけって点やったんやけど、調教も動いとるし久々を苦にするタイプやない。かえってフレッシュな状態のほうがええかもしれん。

オレが乗って天皇賞・秋で2着に入った2008年のダイワスカーレットにしても、当時は約半年の休養明けで正直自信は無かったけど、終わって見れば同世代のライバルやった勝ち馬ウオッカとハナ差やからね。

本当に強い馬は久々とか関係なく走るし、長期休養明けを嫌われて3歳時にイクイノックスとライバル関係にあったドウデュースが評価を下げとるなら、ここで狙わない手はないやろ。

馬券的に面白そうなのは展開面で、“2強”の漁夫の利を得られそうな馬やね。ダイワスカーレットとウオッカの時は脚質が真逆やったからお互い自分の競馬に徹する感じやったけど、今回のイクイノックスとドウデュースはどちらも直線勝負に賭けるタイプや。

そうなると今年は前に行く馬が狙い目になるで、その中でも筆頭候補は【LINEで配信する買い目】 にも入るアノ馬しかおらんやろ。今回は気楽な立場で乗れるのもエエし、展開に恵まれる可能性は高いと違うか?

(元JRA騎手)