【京都2歳S】ハードワークこなしコスモキュランダが一発を狙う!

未勝利から連勝を目指すコスモキュランダ

未勝利から連勝を目指すコスモキュランダ


京都2歳S
コスモキュランダ
伊藤祥徳調教助手

——前走の未勝利戦(10/29・新潟・芝2000)は1着でした。レースを振り返ってください。

伊藤助手(以下、伊):前走のことだけを見るというよりは、そこに至るまでに少しずつ馬に競馬を教えながらステップアップしてきたことで手に入れることが出来た勝利だったと思います。新馬戦が集中力を欠く感じの走りでしたし、まだ馬が子供で遊んでしまったりしていたので、真面目に走らせるために馬を甘やかさずハードワークを課してきました。そうした効果もあって少しずつ精神的に大人になってきましたし、その変化のなかで勝利という結果を得られたと思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

伊:レース後すぐに短期放牧に出して、11/9(木)に帰厩して11/10(金)には乗り出しています。

——11/15(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

伊:負荷をしっかりかけて、馬に「逃げ道はないんだよ」ということを教えて真面目に走らせるために厳しいメニューでやりました。前に目標がいた方が良いタイプなので前にリードホースを置いて、更に後ろから追いかけてくる馬にも反応させたかったので動く馬を後ろに置く形の3頭併せの真ん中でしたが、全体的な時計もラップも良かったと思います。

——現時点で伊藤さんが感じるこの馬のストロングポイントはどういうところでしょうか。

伊:元々持っているものというよりは、先ほど話したようなハードワークをこなしながら精神的に大人になってきたことで安定感が出てきたところがストロングポイントかと思います。

——今後成長を期待するところは。

伊:やはり精神面ですね。大人になってきたと言ってもまだまだ遊び心のある馬ですし、教育やしつけがすごく重要です。この子の能力を引き出すためには、人間が前向きな方向にベクトルを向けるように作ってあげることが必要だと思います。

——初の京都コース参戦です。京都芝2000という舞台適性についての見通しは。

伊:初めての関西圏への長距離輸送になりますが、この子はハードワークをこなしてもカイ食いが落ちませんし、最近は精神的に大人になって安定感も出てきているので輸送について心配はありません。初めての新しい京都コースは未知数ですが、キャリアが浅いなかで右回りも左回りもこなしてきた経験があるのはこの子にとって利点かなと思います。上りと下りのある難しいコース形態ですし、そのなかでも特に下りをこなせるかどうかが重要なので、上手にこなしてくれればと思っています。

——レースへの意気込みをお願いします。

伊:まだ心身共に発展途上の段階で、どれだけ出来るのか見てみたいですね。本当にこの子はまだ子供で、上には上がいるということも分かっていませんから(笑)。重賞の舞台で強敵にモマれて良い経験を積んでくれれば、と思います。