土曜穴ズバ

どうも!美浦の古川です。

先週と同様、2週目の新潟も前走後に放牧で立て直し、間隔を取って出走してくる馬が多数いる。さらに新潟コースを得意とする馬は休養明け初戦からキッチリと仕上げられ、勝負態勢で出走してくることが多い。土曜の「穴ズバッ」で取り上げる新潟11R・越後Sは出走馬15頭中8頭が2カ月半以上の休み明けで、その内6頭が新潟コースで連対実績がある馬。その中で狙うは①ヒカリマサムネ(牡7、美浦・池上弘厩舎)だ。

成績にムラがあり、2走前にクビ差②着したかと思えば、前走は⑪着大敗。日頃、陣営も「クラスで勝つ力はあるけど、安定して走ってくれない」と頭を抱える馬だが、この中間休ませたことで動きが良くなっている。稽古では同レースに出走する同僚のヒカリブランデーと意欲的な併せ馬を敢行し、最終追いでは抑えきれないほどの手応えで先着している。陣営は「力はブランデーの方だけど、順調さではマサムネ。フットワークに硬さもないし、前走時よりも断然良い」と立て直した効果を強調する。

ヒカリブランデーは近2走で④③着とクラスで安定しているが新潟では勝ち鞍がなく、一方のヒカリマサムネは新潟コースで6戦2勝②着2回と実績があり、展開がハマった時の差し脚も強烈。前がやり合う形でペースが早くなるようなら浮上するのは、ヒカリはヒカリでも人気薄のマサムネの方だ。