土曜穴ズバ

どうも!美浦の古川です。

2週間の騎乗停止明けとなる武豊騎手。今週は土日とも東京遠征で、復帰初日から固め打ちしそうなラインナップだ。その中から土曜の厳選馬では東京6R・3歳500万下プリンセスノンコ(牝3、美浦・加藤征厩舎)を取り上げる。

1月末のデビュー戦ではスピードに乗って先頭に立つと、直線に入っても余力十分で、最後は後続に7番身差をつけて大楽勝。脚抜きの良いダートだったということで、積極的な競馬をしたルメール騎手の手腕も光り、素軽い走りは芝でも通用しそうに思えた。

そんな背景から2戦目は桜花賞トライアルのアネモネSに出走したが、初芝だった上にスタートで出遅れ大外を回る不利もあり伸び切れず5着。陣営は「キャリアが浅く、相手も強かった。芝がダメだった訳ではないけど、現状はダートの方が合っていそう」と言い、今回は初戦で圧勝した東京マイル戦を目標に調整してきた。

この中間は放牧を挟んだが、稽古ではキビキビとした動きを見せ仕上がりも上々。陣営は「自己条件の牝馬同士なら好勝負になる」と巻き返す構え。東上する武豊騎手を確保して勝負態勢で、初戦のような競馬になっても不思議ではない。