専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
直線の長い東京で豪脚一閃!
2019/2/16(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜は3場とも天候に祟られることなく、無事開催ができて良かった。週明けには随分暖かくなって、春めいた天気になりそうとのこと。クラシックの蹄音も聞こえてくる時期だな。
さて、土曜推奨のウインメルシーは思ったより位置取りが後方になって、直線外を回される形。それなりに脚は使ったんだが、前の組も止まらず残念な結果に終わってしまった。
ただし、今回はメンバーが粒揃いだったし、キャリアの浅さが影響した可能性も。未勝利は遠からず勝てるハズの馬だから、今回だけで見限るのは早計。しばらく追いかけて損はないと思うぞ。
気を取り直して日曜の推奨馬。東京9R・ヒヤシンスSに出走する⑥オーヴァルエース(牡3、美浦・高木登厩舎)を狙いたい。
東京、中京と使って2戦2勝の土つかず。いずれも中団から強烈な差し脚を繰り出して完勝だったが、直線の長い東京のほうが安心して見ていられる。
今回は更にメンバーが強化されるが、まだまだ伸びる余地を残しており、この相手でも互角以上にやれる雰囲気。無傷の3連勝を期待して頭から勝負といこう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。