専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今週から東京開催がスタート!
2010/1/28(木)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成22年1月28日(木)
今週から東京開催がスタート!
25日の月曜日に09年のJRA・年度代表馬の受賞式が赤坂のホテルで行われた。選出された馬はスポーツ紙等でご存知だろうが、ウオッカが牝馬初の2年連続で受賞。牡馬がだらしないと言ってしまえば、それはそうかもしれないが、これだけの牝馬は今後現れないのでは?と思えるほどの女傑である。 心から拍手を送りたい。3月ドバイで行われる国際レースを引退の花道に選んだが、日本最強牝馬としてぜひとも頑張ってもらいたい。
調教師部門では関東の藤沢和調教師が、2位の矢作師に9勝の差をつけてリーディングトレーナーに。リーディングジョッキーは天才、武豊騎手を抑えて、内田博騎手が初の受賞。障害部門でも、五十嵐雄祐騎手が初のタイトルを手にした。関東所属調教師、騎手がトップを独占したというのはオレの記憶にはない。西高東低といわれて久しいが、関東人としては嬉しい限りである。あとは関東所属のスターホースの誕生だけである 。
しかし、喜んでいられないことが起こった。内田博、五十嵐雄祐騎手が正月競馬で落馬して骨折してしまったのだ。ともに命に別状がなかったのは不幸中の幸いであるが、大きな支障が生じてしまった。今開催の東京競馬での復帰は難しいかもしれないが、2回中山開催からは騎乗ができる。一日も早い復帰を望みたい。
今週から東京開催がスタート。調教師や騎手との何気ない会話から、「古川さんなら」といった核心の話がポロリとこぼれてくる。今週も、本音ズバリ、ツボをビシバシ押さえた特ダネ情報をお届けする腹づもり。乞うご期待!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。