専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
新馬戦の狙い方!
2015/7/4(土)
どうも!美浦の古川です。
開幕した福島開催の芝コースはやはり先行馬有利の馬場コンディション。土曜の新馬も前に行った馬が上位にきたが、この時季の新馬は力がある馬ではないと、前々で競馬ができないもので、そういう馬を見つけ出すのが重要だ。
その点から日曜福島6Rの新馬戦では、⑯リアルスキャットを狙ってみたい。入厩して1ヶ月間、十分に乗り込まれており、小柄な牝馬だけに初戦から既に仕上がっている様子。稽古に跨がった(田中)カツハルが「軽快な動きだし、初戦向きの気性」と言えば、厩舎サイドも「スタートが良いのでイキナリから楽しみ」と色気タップリ。大外枠ではあるが、ポンとスタートを切ってスピードに乗れれば押し切りも十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。