土曜新潟11R 越後S(ダート1200m)

左回りのダート1200mは、中京とここ新潟にしかない。サウスポーのダートスプリンターは少ないチャンスを狙って仕上げてくる。その中でも特に新潟を得意とするのが⑧ドリームドルチェだ。

前走、芝を叩いてスピード強化し、ここへ向けて準備完了。しかも昨夏を見れば、新潟ダート千二では1000万時代にオープンレベルの時計で勝ち上がっている。

残りわずかとなったマイネルラヴ産駒。同産駒自体が、そもそも左周り得意の産駒を多く輩出している。また近親にはマイネルラクリマ、ダンディコマンド、クロフネサプライズらがいる、地味ながら良質の牝系だ。平坦コースに強く、粘り強い血統である。
ハンデも56キロなら我慢できる。軸として期待する。

当該コースは先週、ミスプロ系かサンデー系が好走馬の大半を占めた。ミスプロ系は当然としても、サンデー系が集中するのはダート千二にしてはそれほど例が多いわけではない。追い込み一手では厳しいコースであり、好位から立ち回れるサンデー系の人気薄からこの馬を警戒しておく。クラス実績もある。左回りでは過去2走しかしていないが、共に中京で小差の4着。左回りが苦手というわけではない。馬券圏に入っても驚けない。

上位候補は③コンテナ、⑭ウインオスカー、②エイシンバランサー。押さえで⑥ヒカリブランデー、⑤ドラゴンゲート、①ヒカリマサムネ、⑩スミレ。