- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土曜も日曜もヒット連発!
- 4月20日 福島11R 福島牝馬S(G3)
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本命馬◎コスタボニータ(1人気) 1着
勝ち切る1頭をガッチリ評価!
実績が通用しないマーメイドS
2010/6/15(火)
実績が通用しないマーメイドS
2010/6/15
★【前週推奨馬回顧】
6月12日土曜日 東京11R ブリリアントS トーセンモナーク 7番人気 3着
ほぼ狙い通りの好走。ただ前が楽な展開になった分届かなかった。このままいけば、将来的には重賞を賑わす存在になれると思う。ただ予想は、勝ち馬ラヴェリータを牡馬相手ということで全く無視していたので、失敗に終わる。
6月13日日曜日 京都11R CBC賞(GⅢ) ダッシャーゴーゴー 7番人気2着
複勝410円。軽いハンデと道悪適性を活かして、最後までシッカリ伸び切った。サクラバクシンオー産駒のワンツー。会心だった。この時期の短距離戦重賞、あるいはオープンでは、3歳馬が本当によく走る。
★【今週へのポイント】
夏の阪神開催の皮切りは、波乱の重賞マーメイドS。一流どころが目標としていたGⅠ後に行われること、そして梅雨時の体調管理の難しさも相まって、人気馬や実績馬が平気で飛んでしまうレースである。
今回の人気は、前走Ⅴマイルでブエナビスタを倒す寸前まで行ったヒカルアマランサスに集中しそうだ。しかし、大目標が終わっての反動、モチベーションの低下、さらに週中に降る雨と、信頼するには不安も大きい。また去年2着、前走Ⅴマイル3着のニシノブルームーンにしても、55キロを背負っての二千は決して楽な舞台ではない。少なくともこの2頭に本命を打つ気はない。軽ハンデ馬からどれを軸馬に採るか、それが最大のテーマとなりそうである。週末をお楽しみに。
★【次回の狙い馬】
日曜・東京8R 4着 ジャッカヴェルデ⇒手応えよく直線に向くも、最後に脚が上がってしまった。これは明らかに距離が長かった。次走、福島1150や新潟1200なら一気の逃げ切りが期待できる。
日曜・京都7R 6着 ジーガートップ⇒終始内で押し込められてしまい、直線もまともに追えなかった。それでいて勝ち馬と0秒5差、まともならおそらくこれが突き抜けていたはず。アフリート産駒なので、次走小倉千七はベストだし、阪神千八でも千四でもやれる血統だ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。